敬老の日

おばあちゃんは、宇宙人になりました。 谷川俊太郎の詩の一節です。 母を思うとき その通りだと納得します。 母とのコミュニケーションが どうして出来なくなったのだろうと 今でも不思議なのですし、 考え始めると悲しくなるのです けれど、宇宙人になって…

敬老の日

おばあちゃんは、宇宙人になりました。 谷川俊太郎の詩の一節です。 母を思うとき その通りだと納得します。 母とのコミュニケーションが どうして出来なくなったのだろうと 今でも不思議なのですし、 考え始めると悲しくなるのです けれど、宇宙人になって…

セゾン

風があるが、蒸し暑い夜。 台風が日本に迫っている。 週末は、また荒れ模様 雨を待ち望んでいる 大雨の被害に苦しんでいるのに、 貯水池は、枯渇している。 そういえば、蝉が鳴かなくなった。 窓を開けると、ミンミン、ミンミン 煩くて、煩くて あの蝉たちは…

セゾン

風があるが、蒸し暑い夜。 台風が日本に迫っている。 週末は、また荒れ模様 雨を待ち望んでいる 大雨の被害に苦しんでいるのに、 貯水池は、枯渇している。 そういえば、蝉が鳴かなくなった。 窓を開けると、ミンミン、ミンミン 煩くて、煩くて あの蝉たちは…

love

基本は愛 愛はどこから来るのでしょう 偶然から 突然変異 愛してしまったら、止められない 愛されたことはありませんか? 愛されたことない それは嘘です 愛されている だからあなたは生きているのです 孤独の中にいても、あなたは 一人ではない 孤独に抱き…

love

基本は愛 愛はどこから来るのでしょう 偶然から 突然変異 愛してしまったら、止められない 愛されたことはありませんか? 愛されたことない それは嘘です 愛されている だからあなたは生きているのです 孤独の中にいても、あなたは 一人ではない 孤独に抱き…

家が建つ

ついに、我が家の前に、 家が建つ。 自慢の夜景とおさらば ピンポン 朝、早くから、誰だろう 御挨拶に ピンときた いよいよ来たな 建築工事のご挨拶 荒れ果てた庭に 素晴らしい借景が ちりばめられた宝石 闇夜に、燦然と輝く 建築物のばけものが 私の視野か…

家が建つ

ついに、我が家の前に、 家が建つ。 自慢の夜景とおさらば ピンポン 朝、早くから、誰だろう 御挨拶に ピンときた いよいよ来たな 建築工事のご挨拶 荒れ果てた庭に 素晴らしい借景が ちりばめられた宝石 闇夜に、燦然と輝く 建築物のばけものが 私の視野か…

私の故郷

ラジオから、 ファドが流れている ものがなしい 響きは どこか 懐かしく 心に 染みる 私は、どこから来たのだろう 私の 故郷はどこなのだろう 私の故郷は 日本ではないような アウトサイダー 意識は そう よそ者 根無し草 わすれな草 スペインの血が入ってい…

私の故郷

ラジオから、 ファドが流れている ものがなしい 響きは どこか 懐かしく 心に 染みる 私は、どこから来たのだろう 私の 故郷はどこなのだろう 私の故郷は 日本ではないような アウトサイダー 意識は そう よそ者 根無し草 わすれな草 スペインの血が入ってい…

だらだら坂の老大木

だらだら坂が続く 駅までの 長い道 老大木は 冬の間 黙って 死んだように 眠っている 春が来ると、枯れていた 老大木は、眠たそうに 眼をこすりながら あくびをする と 温かな風が ふわり 渇き切っているはずの 枝から ぷっくりと 小さな、若い芽が吹き だん…

だらだら坂の老大木

だらだら坂が続く 駅までの 長い道 老大木は 冬の間 黙って 死んだように 眠っている 春が来ると、枯れていた 老大木は、眠たそうに 眼をこすりながら あくびをする と 温かな風が ふわり 渇き切っているはずの 枝から ぷっくりと 小さな、若い芽が吹き だん…

触発されて

触発されて 詩を書いている人に 触発されて 忘れていたはずの 詩が 舞い戻って来た 短い言葉を 探し歩いて 知らず 私が 癒されている 詩を書きたくなる時は 寂しい時 ひとりぽっち 説明いらないから イージーで 楽 が好き 一年 一年って 短いようで とても長…

触発されて

触発されて 詩を書いている人に 触発されて 忘れていたはずの 詩が 舞い戻って来た 短い言葉を 探し歩いて 知らず 私が 癒されている 詩を書きたくなる時は 寂しい時 ひとりぽっち 説明いらないから イージーで 楽 が好き 一年 一年って 短いようで とても長…

寂しい、と痛感する時

今夜も、お酒はよそうと思ったけど、 ワインが無性に飲みたくなった。 吉田さんを思うと、ワインが離せない 乾杯、と言っても、届かない 声。 一人で、ワインを開ける時、 寂しさが 押し寄せてきて、 空虚な空間が広がっていく 深い、深い 孤独感の中に 溺れ…

寂しい、と痛感する時

今夜も、お酒はよそうと思ったけど、 ワインが無性に飲みたくなった。 吉田さんを思うと、ワインが離せない 乾杯、と言っても、届かない 声。 一人で、ワインを開ける時、 寂しさが 押し寄せてきて、 空虚な空間が広がっていく 深い、深い 孤独感の中に 溺れ…

銀杏並木

なぜでしょう。いちょう並木が好きです 金色に染まった 落ち葉の地面を ふみしめながら 歩くのが なぜでしょう こころが染まるくらい 好きです 美術館までの 長い道 黄色い落ち葉が 踊りながら 秋を招いていましたね 美術の森を取り囲む 銀杏並木の絨毯が な…

銀杏並木

なぜでしょう。いちょう並木が好きです 金色に染まった 落ち葉の地面を ふみしめながら 歩くのが なぜでしょう こころが染まるくらい 好きです 美術館までの 長い道 黄色い落ち葉が 踊りながら 秋を招いていましたね 美術の森を取り囲む 銀杏並木の絨毯が な…