幸運な一日

 今回はサンフランシスコに延着して着いたので、乗り継ぎ便の10時40分発のニューヨーク行きには当然間に合わなかったわけだが、私は最初から、サンフランシスコでは入国に時間がかかるので、余裕を持って、12時45分発の便にしていた。サンフランシスコで、入国を待つ間、間に合うかといらいらするのがいやだから。その上、どうしてなのか、サンフランシスコでは、よくスムーズに通してくれないことがあるのです。

 ところが、今回は違っていた。誰もいなくて、私は二番目、審査も問題なく、そこを通り、荷物をピックアップするのも、最初に私の荷物はでていて、あっという間に、国内線に。飛行機から降りて、10分くらいしかかからなかった。

 

サンフランシスコの上空から

JFKに着いた時にも、荷物はすぐに出ていて、早々と外に出た。息子が、車で迎えに来てくれるというメールが入っていた。いつもはアパートまで一人で行くのにめずらしい。週末にメーンに行くので、車を週単位で借りたのだろうか。

 外に出て待っていると、向こうの方で、呼ぶ声がする。黒の小型車の中に息子の顔が見えた。

 シエアーの車を借りてきたという。一時間10ドルで、ガソリンも保険も込み。20ドルで、空港を往復して返せるので、地下鉄を使うよりも安い。時間もお金も節約できて、これは便利。彼のアパートから20分ほど歩いた所に何台か常備してあり、用途に合わさせて大小の車を選べる。今日はイギリスのローバーという車だった。

 

息子の持てなし料理

アパートに着き、荷物を部屋に置いてから、車を返しに行った。外は暑く、人々は半袖で歩いている。バーや、レストランのテラスに沢山人が集まっていた。ビールを一杯飲んで帰ろうかと、気を遣ってくれたけれど、飛行機の中で、随分ワインを飲んだので、今夜は断った。

 

 お花のプレゼント

アパートに帰ると、ばらの花束が置いてある。咲きかけの見事な大輪のバラが、白い陶器の壺に。

 息子のガールフレンドから、私へのプレゼント、手紙が添えてあった。私のブログを読んでくださっているのは知っていて、コメントをいただいてとても嬉しく思っていた方からの、思いがけないプレゼント。朝、集中豪雨で、タクシーを呼んでもつながらなかったのでびしょぬれを覚悟していたのに、、出るときには、嘘のように雨がやんでいた。30日は父の月命日、父のお陰かなと思いながら関空に着くと、満席だからとビジネス席にアップグレードしてもらっていた。

 関空ーサンフランシスコ間の機内食

日本を出てから、今日はずっとラッキーに、スムーズに、快適に、息子のアパートまで到着できた上に、素敵なバラの花束までいただいて、こんなに幸運で素晴らしい一日って、今までに初めてじゃないかしら。本当にありがとうございます。