飛行場でいつも走っている

アパートの近辺は、空港で働いている人が多い。

帰りのバスの停留所ではない場所、セブンイレブンの前で、赤い制服を来たCAが夜中、コーヒを片手にもって立っているのをみて、バス停に行くのだろうと思っていたが、

その翌朝、早朝に幾人かのCAとパイロットの制服を来た人が、やはり立っている。

そこに、迎えのリムジンがやって来た。空港サービスと書いている。

私が使うバスではなく、専用の車があるのだとわかった。

 ニューヨークを出る時に、夜中の3時28分のバスに乗る。冬の寒い時期が多い。

でも、今回は夏なので楽だ。

 掃除をして、寝ないつもりだったので、パソコンでブログを入れていたら、バスの時間間で10分しかない。

 あわてた。戸締りをし、最期のゴミを持って、スーツケースとコンピューターが2つは行ったバッグと、リュックには、バナナやヨーグルトにオレンジに、サクランボなどの残り物を詰めて重い。

4階からそれらを持って階段を降り、ゴミ置き場に捨てて、バス亭に走った。

 まだ、バスは来てなくて、4人ほど人が待っていた。

夜中でも、随時、駅で人が乗って来て、バスの席は埋まって行く。途中で降りる人との交代で、終点の5番ターミナルまで、30分くらいでついた。

 以前は4番ターミナルに着いたので、5番ターミナルはわからない。人について行って、エレベーターを上がると、エアートレインの駅がわかった。

 エアートレインは、空港内は無料で乗ることが出来る。地下鉄との連絡駅の出入り口で

5ドル払う。

市バスを利用して、空港に来ると、ターミナルで降りるので、無料。

 7日券のチケットの最終日をこのために残しておいた。

朝のラウンジは有効的だ。

朝食用に、ベーグル、果物、ヨーグルトやジュースに、ミューズルなど、豊富に揃っている。ケネディー空港だからだ。

他の空港では、飲み物とクッキーくらいの所もある、。

ケネディーのラウンジは、隣が英国のラウンジもある、国際空港のラウンジだから。

持って行った、ヨーグルトは、荷物検査で捨てるように言われた。あとのバナナとさくらんぼ、オレンジなどは、オーケー。

ラウンジにもあるのはわかっていたけど、アパートで捨てて来る気にはならない。言われて仕方なく捨てるのと、まだ食べられるにに、アパートで捨てるのとでは気分が違う。

ラウンジでは、ベーグルとコーヒー、ヨーグルトをもらった。

バナナやさくらんぼはリュックにあるので、飛行機の中で食べないといけない。

 ケネディー空港からサンフランシスコへ飛んでいる飛行機は、。ドリームライナーといって、とても快適。6時間の長距離なので、国際線並。

食事は出ないけど、飛行機の中で売っている。ひざ掛けもつく。ビデオが大きくて、各言語が選べる。

私の席は3席空いているので、横になって寝ることも出来るのだけど、全然寝ていないのに、映画が見たくて、起きていた。

 ラッセルクロー主演の「プロバンスの贈り物」と言う題に惹かれて、見だしたら結構面白くて、目がさえて。

 

次に、デカプリオの「 J エドガー」とかいう題名の映画を途中まで観た。

 最初は寝ようと思って、横になっていたのだけど、5,6分も寝るとまた目がさえる。

サンフランシスコでは、待ち時間が十分あったはずなのに、コンピューターを使っていて、

まだ時間あるからと、やっていて、腕時計がさっきの時間のままだということに気づいてぎょっとした。

隣に日本人のビジネスマンが二人いるので、「何時ですか?」と聞くと、最終登場時間になっている。大慌てで、コンピューターをバッグに突っ込み、コードをだしたまなで、ゲートまで走った。新しい時計をおろしたのに、ひどい。

膝が思うように動かないので、ひきつったようにして走る。

若い頃なら平気だったのに、嘆かわしいと思いつつ。

必死のパッチで飛行機の中に滑り込んだ・私が最後だった。

サンフランシスコのラウンジで、私の席の隣は空いてるかをチェっクしてもらい、空いている席に変えてもらっていた。窓際に日本人が座っていた。

飛行機は、3席づつの、9席で、ドリームライナー787.新しい飛行機だ。

エコノミープラスは、前がとても広い。椅子は疲れないように作られたもので、背もたれがフィットしているので、枕を後ろに入れなくてもよい。

ケネディーからと同じビデオがついている。

ビジネスクラスは、フラットになるものだけど、エコノミーでもそれほど疲れない。

食事は不味いけど、席が楽な方が良い。

 食事の時に、一枚残ってた飲み物券で、白ワインを頼んだ。これで寝ようと思って。

「エドガー」を見ながら、少し寝てしまったようだった。

それから起きて、ずっとビデオで映画を見ていた。

「エドガー」は凄く面白い、社会派のドラマだった。誰の作品かと思ったら、クリント、イーストウッドだ。さすがだ。やはり、と納得。

2011年の制作だった。

途中でトイレに建つときは、中断するのも簡単で、新しいビデオの装置はとても気に入っている。

飛行機は満席に近い。後ろの普通席はほとんどつまってた。前の幅が狭い。それで普通なんだ。ANAに乗ると、こういう席に座る。前に広い席があるが、これらは、ANAのステイタスを持っている人に与えられる席だろう。

文句はあるが、エコノミープラスに座れるのは有難い。

食べ物が不味いのも、食事制限するのにはもってこいだ。アルコールが有料と言うのも、卑しい私には、ベストサービス。

映画は、次に「ネブラスカ、二つの心をつなぐ旅」という白黒映画を観た。

 

サンダンスか、カナダ映画祭とかに、出品した作品ではないかな、と思ったら、カンヌ映画祭パルムドールを争い、主演のブルース、ダーンが、主演男優賞を獲得していた。監督はアレクサンダーペイン。

認知症父親が、百万ドルの当たりの手紙をもらって、モンタナからネブラスカまで歩いて行こうとする。息子父親を乗せて、そこまで連れて行ってやろうとする。

途中、昔住んでいた町に立ち寄り、父親の兄弟達と再会、人間の汚さ、美しさ、愛情の暖かさなどが、旨く表現されていて、心を打つ作品に仕上がっている。

最期は、見直しの「ノアの箱舟」これもラッセルクローがノアに扮している。

 飛行機は、これが最後の場面で、関空に着いた。

映画が好きな私には、疲れない椅子と快適な映画を見られる環境が揃っていれば、最高のサービス。

またすぐにでも、飛行機に乗って、どこかに行きたいと思える。

実際には疲れているはずなんだけど。

 今も頭はふらついている。昨夜は6時間足らずの睡眠。

アルパチーノ主演の「インソムニア」という映画では、不眠症の刑事が7日間寝ていなかった。寝なくても結構いけるものなんだろう。