明治座「夏姿女団七」

       

 ワインと酎ハイまで飲んだのに、寝られなかった。

 2時すぎに,ベッドに横になって、こぶらがえりでひきつった。

 足もみをベッドに置いて、ふくらはぎをマッサージしたり、また足裏に変えてみたり。 5時頃に起きて、ブログを書いて、目覚ましを9時半に入れたが、やはり寝られず。

ベッドに横になっているだけでも良いと聞いているけど、頭がびっとしてふらふらする。 ヨーグルトとバナナと飛行機の中から持って来たパンを食べ、残っていた酎ハイろワインも飲んで、横になったのに寝られずだった。

 明治座で、歌舞伎の昼の部のチケットを買っていて、受付に預けてある。

  10時半にホテルを出た。

 荷物はリュックとパソコン、それに肩掛けのバッグ。

 傘をスーツケースに入れていた。

 サンフランシスコを出る時、晴天続きだった空に、暗雲が立ちこめ、雨雲が広がって動いていた。

 私はまったく雨に遭わなかった。

この時期、雨はないのか?と受付の女性に聞いたくらい。あるのよ、とのことだった。

 大井町のホテルを出ると,小雨が降っていた。

明治座のある人形町につくと,雨が降っていた。傘がない。

 会場に着いたのは,11時半を過ぎて、最初の出し物である「高時」は半分足らず。

3階席の横側なので、観にくいかなと思ったが、それほどでもなく、その席は6席空いていた。

 明治座だと、3階の正面でも充分見えるので、5000円席でも良い。

私の両側はは3000円。

二階の両側は6000円でなので、それもよく見えそう。

 昼の席は,二階の中央,1等席は随分空いていた。

 昼の部は、縁の助が,男勝りの芸者を演じて、「夏姿女団七」

 雨を舞台に降らせて、猿ノ助が、着物を振って、客席まで水しぶきがかかる。

井戸からくみ上げた水を身体に何度もかけて、泥を落としたりと、リアリティーのある舞台作り。

  昼の部は、終わるのが2時過ぎなので、舞台は短かい。

夜の部の方が人気だけど、東京では、新橋で「勘三郎の追悼公演」で勘九郎と七の助が毎日ゲストを迎えて奮闘公演中だし、歌舞伎座もあるので、満席にするのは大変だと思う。

 12月は、玉三郎歌舞伎座に出演するので、行きたい。

 明治座を出て、「藪そば」で、ざるそばにあたる「さらし」を食べた。

 細くて腰があり、名物のつけつゆが美味しい。

 明治座でも、小さなお寿司を買ったので、それほどお腹は空いていない。これくらいが調度良い。

 飛行機にしようか、新幹線にしようかと迷った。飛行機だと早いし、新幹線は、今年もまだ使っていない、ジパングが使える。

 結局、品川から、新幹線に決めた。

指定席にしないと座れないかもしれないと思ったけど、5両の自由席は、ほとんど空いていた。指定席は混んでいた。指定席でなくても良かったと思う。

 これからは,自由にして、空いてなければ、変えてもらおう。

 宝塚まで買ったので、宝塚の阪急によって、美味しそうなものを一杯帰って、帰って来た。

 とびきりのワインを開けて。このワインが美味しい。

 ナパワインの中に探したけど、この銘柄、689はなかった。このワインは,ミックスなので、ポルトガルワイン的なんだ。口当たりがまろやかで、香りもよいと思う。