メトロポリタン2日目

毎日、美術館通いで、手がいっぱい。

冷蔵庫に残っていたビールを飲んだら、眠たくなって、しばらく寝ていたら、2時間ほどして、目が覚めて、今度は、夜中の4時までねられなかった。それからが、悪い。翌朝、ではなく、目覚めたら、午後の1時を回っていた。やばい。今夜は、寝られないのでは。

午後の3時を過ぎた頃、メトロ美術館についた。

今日は、特別展をみてまわるつもりだった。

まず、1箇所。

チャールズ、ジェイムスという、デザイナーの、ドレス展示をみる。

戦後のわずかな時期に、暗い時代をはね返すように、豪華なドレスをデザインした。そのデザインは、彫刻的で、緻密な計算をされて作られていることを、カメラで映し出される、ドレスの分解映像を見ながら、ドレスを鑑賞するようになっている。

バタフライを、ドレスに変身させたような、決めの細かい、模様の細部を説明入りで見ることが出来るという、興味深い指向になっている。この展示室を出ると、現代絵画の展示室に出たので、この前も観た絵画を見て回る。

アフリカ美術を見て二階に上がると、マチスピカソなどの絵画の展示室がいくつか。

バリテュス

閉館時間が迫っていて、係りの人が、出口への誘導を始める。だいたい、20分前になると、美術館の、監視と案内をしている人達が、出口へと誘導しながら、入り口の方に、寄せ集めるように、後押ししていく。閉館間際の、入り口は、制服を着た人達で、いっぱいになる。受付の人も、バッグを手に帰り支度してカウンターから、出てくる。5時半には、きっちり閉館できるような体制。

 朝、昼兼用で、昨日買った残りのサンドを食べて、お腹は空いている。

ネットで調べた、地元の人達人気の隠れ家的で、安い店を。探して、4アベニューを、グリニッジの方に、歩いたけれど、見つからない。チャイナタウンの、ジョーズシャンハイで、大好きな、小籠包でも、と地下鉄の駅に潜り込んだが、

益々、遠くなるので、アッパーの、アパートへの方向に変えた。アパートのある、駅から、ローカルで二駅の、途中にある、フォレストヒル、で降りた。一度、この駅にある、タイ料理の店に連れてきてもらったことがあって、パッドタイを、食べようと思って。

でも、その店も見つからず。

フォレストヒルは、ユダヤ人の入植地で、ここで、一つの街を形成していて、ここで、何もかもまかなえるようになっている。

ブティックも、本屋も、銀行も、レストランに、なんでも。自然食品の店があって、そこで、さくらんぼと、サーモン、キャロットとセロリーに、カッティングしたものに、グレープトマト、豆乳に、ヨーグルトなどを買って、アパートに。

持ってきた、イカリのご飯を小さな鍋で温めて、う梅干しと、ぶっかけ海苔で食べると、美味しい。野菜不足も補える。包丁もないし、調理もできない。美味しい自然のままで食べられるもので、充分。

さくらんぼは、粒が大きくて、山形のものよりも、甘いくらい。日本では、高いさくらんぼ。こちらでは、有機でも、6ドルくらい。高級品の店で。たっぷりあった。