サンカの民、家舟の民、マージナルな人々

       

  今まで、エクスプローラーを使っていたのだが、

テレビで、ハッカーに犯される危険があると報じられていたので、グーグルのクロームを使ってみると、今までブログに写真が入らなくて、うんざりしていたのが解消されて、すんなり入れられるようになった。

その代り、自動更新という証券が社で使っている、株価のボードが使えなくなりました。

エクスプローラーでないと、使えないものも結構あるようですが、セキュリティーが効かないという重大さに比べれば。

ロームは大丈夫なのかしら、とも心配が。

ネット社会になって、これがないと暮らせなくなってしまって。

便利な方に、人間は慣れてしまうもの。それに、このお蔭で、行かなくても情報が得られ、好奇心を助長して、頭の刺激にも役立つ。アマゾンで、大抵のものはそろうので、居ながらにして暮らしを支えてくれる。

 コンビニがあれば、暮らせる世の中になっているとか。

銀行もある。チケットの購入から、送ることも、受け取ることも出来るし、日用品から食料品も、新聞雑誌に酒類も文房具も買えるし、配達もしてもられる。

 私の住んでいるのは、高台にあって、最近がミリーマートが出来たのだけど、歩いて20分はかかる。足の遅い人は30分くらいかかるので、それで事足りることはない。

  本を買うのは、アマゾンがお勧めだ。

古本は嫌だと言う人がいるけど、綺麗にペーパーをかけていて、さらのような本が届く。

  それで、1円という値段のもので、送料が260円くらいかかるけれど、私が欲しい、読みたい思った本が、本屋に行かずに探し出すことが簡単に出来る。

 その本に関係する本などの紹介までしてくれる。

 そんなわけで、今私は興味を持っている、漂白の人達に関する本をアマゾンで買った。

きっかけは、五木寛之の文庫本を、本屋で手にして買ってみたことから。

 本のタイトルは「サンカの民と被差別の世界」だ。山や川に生きた漂泊民、作家がとらえた真実とは?という帯がついていた。

 この本は、重要参考文献として、多くの書物が下敷きのなっている。

何度も出て来る、沖浦和光、という民族学の研究者の本で「旅芸人の記録」も読みたくなった。五木の「風の王国」二人の対談集など。

こうして、興味が広がって、読みたい本が連なって行く。

これらの本については、また別の個所で。

 サンカについて、ブログを書いている人もいる。

日本の文化と深くかかわりながら、漂白に生きた人々の根本には、自由があった。

 日本の文化に深く関わりあった人間は、被差別の民で、マージナルな人々だった。

税金を納めない人達だった。

民俗学って、面白いなあ、足で、訪ねて、土地を見て、そこの生きる人達に接して、物語を聞く。

 資料を集めて、そこから人間を浮かび上がらせる。

 本は、そういう知識の、研究のたまものを、居ながらにして、吸収できる。知らない世界と知ってることを

つなぎ合わせて、より深い知識へと。

歌舞伎の見方も変わって来るかもしれない。

 千利休の竹とのこだわり.サンカの民がもたらしした竹細工など、底も深く、広がりも広く。