雨のち晴れ

      

 大阪のリッツカールトンで、ランチを予約してた所、友人からのメール。

明日は大雨なので、キャンセルしてほしいとのこと。

 コナミから帰ったのが夜の8時を過ぎていた。

あわてて、友人で電話をいれて、間違って、妹の声はする。ごめん、間違えた。

あわてていたのは、キャンセル出来ないかもしれないから。

 ホテルの電話番号を探して、キャンセル出来たので、ほっとした。

キャンセルはサイトでは出来ないので、直接交渉しないといけない。

特別料金なので、違約金を払わねばならないケースもあるので、お天気に左右されることも考慮しておかねばならなかった。

友人と会う場合には、日を変えても良いのだから、当日、行き当たりばったりのするのが賢明だ。

 そんなわけで、今日は予定を変更して、家にいたら、銀行の人がやってきた。

先日から、わずかなお金を有利な方へとアドバイスしてくれていた人が、突然やめることになったので、交代する新人を連れて挨拶に来たのだとか。

 デイトレーダーになるのだという。

突然、決心したので、私の家に来た時には、そういうこと全然頭になかったらしい。

 デイトレーダーというのは、その日に決済してしまうやりかたなのだ。

そういう人は増えている。

 証券会社にいた人だから、ノウハウは知り尽くしている。

「日に1、2万くらいなら、稼げますから」

朝から晩まで、顧客の家を周り、自分の時間が全くないサラリーマンよりも、自宅で仕事ができ、好きな旅行にもいつでも行ける生活を選んだことは良かったかも。

 銀行員から、顧客になります。失敗したら、またどこかに勤めます、

関学を出た人は、鷹揚で、のんびり型が多い。お人よしで、仕事よりも遊びを優先する。

 ペシミストはそういない。なんとかなるさ、主義の人が結構多いようのではないかしら。

私も、人の事は言えなくて、今日のホテルでの予約、大雨だって、大丈夫だと思っているけど、慎重派で何でも怖がる友人と付き合うと、教えられることが多い。

大雨と言えば、フランスのブザンソンでのことを思い出す。

今も持っている、初代のダウンコートを着て、城の上まで、ずぶ濡れになりながら、近道だからと、擁壁みたいな坂をよじ登って行ったことがあった。

足を踏み外したら、落ちそうな所を、上がるしかないと必死に。ダウンはびっしより、その重みが増してきて。

今では笑い話だけど、あの時のことを思うとぞっとする、という体験は結構している。

楽天主義なんだろうと思う。

ぞっとはしないけど、今日は家に居て、ラッキーだった。

昼食後、車の検査受けのことが気になって、車の中にある、検査証をみたら、3月17日になっている。

近くのガソリンスタンドに先日電話したら、まず見積もりに持って来てほしいと言われていた。まだ日があるから、とのんきにかまえていたのだ。

車を持っていくと、検査証を見て、土曜、日曜は休みなので、明日しかありませんわ、と言われた。

見積もりを出してもらって、言われるままの検査受けの費用を出して、ぎりぎりセーフで頼むことが出来た。

本当は、今日は出かけているところ。

4月からの消費税引き上げで、3月中に持ってくる人が多いのだそう。1か月前から検査受けは出来るから。