彼岸まで

  

       

    

  日曜日、お彼岸なので、京都の五条坂にある大谷さんと、天王寺の夕陽丘にある、一心寺さんにお参りに行きました。

坐骨神経痛が少しも治らなくて、だんだん、ひどくなるようなのですが、その前日に

しっかりした足どりで、速く歩いてるお年寄りのお婆さんはいるので、感心ながら歩いていたら、その人が

「時間、なかなか過ぎませんね。」と言われるので、

「大分歩かれたのですか?」と聞くと

 「3時間歩きます。」

 そんなに、とびっくりしていたら、その人は

「糖尿になって、薬を使わないで、運動で頑張ってます。歩くのはいくらでも

歩けるのよ。帰りは芦屋の近くの家まで歩きます。」

 家まで1時間、運動を何時間もしてから、なんてすごい。

自慢の足を見せて、「すべて筋肉です。触ってみて。」

   蕎麦丸の700円定食

 水の中なので、筋肉はわかって固いものの、痩せた人だとくらいにしかわからなかった。

私は40分歩いてプールから上がった。閉館まで50分しかないのに、彼女はまだ歩き続けるという。

お風呂から上がって、帰る用意をしている頃、彼女はすでに、髪を乾かしている。

後ろからの姿はどうみても20代。無駄のない綺麗な体に、カモシカのようなすらりとした足をしている。

 彼女は、ストレス食いをして、77キロまで肥えていたのだけど、急に痩せて、検診を受けたら、糖尿になっていたということがわかった。

 それ以来、筋トレと運動で、15年間頑張って来たという。そうしながら、しっかり食べていますよ、という。

それやそうだろう。あれだけ運動していたら、カロリーの消耗はすごい。

私のは運動に入らない、ということを自覚して、痛いのも歩けば治って来るかと、鍛えるつもりで、歩いたのが、京都と天王寺さんへのかけもちのお参り。

 河原町から、五条坂まで歩いた。腰の当たりが時々、ぴくっと痛むけど、頑張って歩いて、帰りは京阪の5条まで歩き、夕陽丘から一心寺さん、一心寺さんから、一駅先の谷九まで歩いたころには、大分痛くなってきた。

梅田でヨドバシに寄る頃には、踏ん張って、痛みをこらえて上がらないとだめになり、

 コナミについて、水の中を30分歩くときも、腰から足まで痛む。

 足が片方びっこになった感じがする。

 10月のはじめに、アメリカに行くのに、飛行機で座っていられなさそう。

納骨している人が

急になんでもやろうとする悪い癖。

失敗したな、と思った頃には遅かった。

私のやりかたって、いつもそう。

ローマは一日にしてならず

こつこつ、少しづつ、何でもそうだ。

俄かつくりの城は、すぐに崩れる

えらいことになったなあ、と

反省。