のどぐろ
最悪だけど、助かった。
松竹のホームページで、新歌舞伎座の8月公演の案内で、猿之助がスーパー歌舞伎に出演すると思って、新歌舞伎座のチケット売り場に電話した。
お盆の頃は、前から2番目、3番目の席があると言われて、電話予約で買おうとした。
私の癖で、迷いだした。それからまた、新歌舞伎座のページを開いたら、舞台後のトークショウがあるという。行くのはその日にしようとまた電話。
トークショウんは、笑三郎や、右近は出るが、猿之助は出ないようなので、興味ないから、お盆のすいた日に行こうと、また電話で席を予約。
電話の向こうで、一旦予約したら、変更、キャンセルは出来ません、と言われて、また迷った。それに、郵便の現金着払いで、手数料が700円かかると言われると、また躊躇。
「すいません。売り場に行ってから、買います。」
大阪に行く用事はあった。
上六は不便だけど、地下鉄で足を延ばして、チケットを買ってから、天神橋の飲み屋に行けば、一挙両得だ。
少し飲み会には遅れるけれど、大急ぎで、すたこらさっと、歩くこと。谷町九丁目から、地下を歩いて、汗だく。
劇場のチケット売り場の横に、大きな看板が。見ると、右近の顔。どこにも猿之助はいない。
私の勝手な思い込みで、すんでの所で、助かった。
右近主演のスーパー歌舞伎は観たくない。猿翁さんのそっくりさんみたいな台詞は聞きたくない。
ああよかった。買わなくて。ここまで来たのは、骨折り損だけど、不幸中の幸いというもの。
新歌舞伎座から、元の道を通って、谷九まで結構長い道。膝の痛みをこらえて歩く。
はも鍋
飲み会の「たけうち」へは、地下鉄の南森町が便利だと聞いていた。この前行った時には、JRの天満駅で降りて、そこから天神橋筋を南森町の方に向いて歩いた。
南森町からも近くない。不便な場所にある、下田屋の居酒屋。
友人の一人は、週に一度は通ってるという。
それだけに、味は良い。魚料理がメインの店。その夜は、6人だった。
最初の生ビールの美味しいこと。汗だくで、沢山歩いたのだもの。
料理が出てくると、6人で分けるから、またたくまになくなる。胃のどこに入ったやら。
飲んでいるし、喋るのに忙しくて。最後に食べた、巻物の鮨の味、穴九が美味しかった。
結構な量のお酒を飲んだようで、帰ってから、いかりの「納豆おかき」を食べていたようだけど、翌朝その残骸を見て、ジエジェ。
夜中、酒が残って気分が悪かった。飲みすぎたらあかん、と後でいつも後悔する。
ブレーキの効かない,意志の薄さよ。頭痛がする。