フィンランド、デザイン展と、鰻の名店「志津可」

 

   

 少し、体重が減ったかな、と久しぶりに、体重計に乗る気になって、

びっくりの、2キロ肥えでした。

水中で歩いているだけでは、痩せるのは期待できない、と思うのですが、

原因は、運動ではなくて、遅い時間の食べ過ぎです。

がっくりきて、朝のパンを抜き、バナナとヨーグルトと豆乳と青汁のとの

ミックスジュースだけにして、この二日間、外食の調整をしているのですが、

全くそれくらいではだめ。

東洋陶器美術館に行くのに、市庁の中で友人と待ち合わせしていたので、

歩いて、30分お腹を空かせて。

市庁舎の前では、集会をやっていて、警官も出ていました。橋本さんへの抗議デモ

のようです。

お腹は空いていたけれど、先に、東洋陶磁美術館に入りました。

フィンランド・デザインの特別展を開催中。

この美術館は、東洋陶磁器では、相当すごいものを展示しているので、時々

観に行くのです。いつ行っても、空いているのも魅力です。

フィンランドガラスは、シンプルでデザイン性の優れ、見るにも、肩が凝らなくて、

楽しめました。

あんなん、百均でも見るよ、とか、こんなの、あげる言われても、困るわ、とか

友人とぐちゃぐちゃ、冗談を言ったり、綺麗ね、と感心して、見入ってしまったり。

好き勝手に観て、ちゃっかり、無料入場なのですから、ありがたいものです。

中之島から、西天満のあたりの、美味しい店を歩いてたら、見つかるわね、と

美術館を出て、橋を渡ろうとしたら、うなぎの店の看板が目に入りました。

あの店、有名な店よ。と言うので、うなぎは、高いね。値段観るだけ見る?

なんて、言いながら、店の前のお品書きを見て、びっくり。

京都の梅ノ井などでは考えられない。

鰻一匹もついた、うな重の上が2000円と書いている。

ミニでも良いね、と中に入りましたよ。

二階は座敷で、この「志津可」という店は、昔から知られた、江戸鰻の老舗なの

だそうです。

上は一匹つきで、中は半分で、1700円、ミニは三分の一ついて、1500円。

 お店の人は、上の2000円が、お勧めです、と言われたのですが、食べたいけれど、

肥えているので、鰻のカロリーを考えると、と私は。友人は、後で、ケーキを食べたいというので、思案に思案したあげくに、ミニと、ミニと鰻のサラダがついている、レディース、2000円、というのを注文しました。

お茶碗一杯くらいのうな丼は、ペロリで終わり。

お茶ばかり飲んでいると、お腹が膨れた気分になったね、と。

鰻、こんなに安いわけは、国産じゃないね、と思っていたら、

とんでもない、れっきとした国産の上質のものを扱っている。

そこが、名店の泣き所です。うなぎのぼりに、高くなったうなぎ

ですが、変なもの出せないし、大阪ですから、京都のように、

観光価格はとんでもない。大阪は、旨くて、安くないと

客は納得しませんから。

良いとこ見つけたね、とホクホクで出てきて、次の機会に、良さそうな

店を探しながら、梅田まで歩いたので、これで、少しは運動になっているかも。

太ったので、膝が痛いのも、納得。

友人の食べ方を聞いていると、涙ぐましい努力をしているようで、8時を過ぎたら、

絶対に食べないそうで、11時までは起きているとのこと。

私は9時に帰って、お酒入ると、いくらでも食べてしまうので、運動から帰った疲れで、

すぐに寝転がって、テレビ見て、うとうと。

 そんな、食べ方してたら、肥えるわ。

コーヒーのお替りできる、ハーベストにまで歩くつもりだったけど、西村屋のケーキも美味しいので、曾根崎止まりで、西村屋に。

ケーキはどれも美味しいのですが、すぐに売り切れるという、パイの中に、ジャムのようものが詰まったものを注文したら、友人はいたくこれが気にいったよう。 パフェも食べると言っていた、甘いもの好き。

 私の半分も食べてもらったら、パフェへの欲望が抑えられたよう。

私は、甘いもの、ちょっとだけ食べたいほうで、喜んで引き受けてくれるとすごくありがたいのです。

 一人では、喫茶店に入ると、コーヒーしか取らないけれど、誰かと一緒だと、ケーキを半分づつにしたり、甘いもの好きな人なら、余分に食べてもらえたりで、コーヒーが美味しいのです。

 女友達とは、話がいくらでもあって、喫茶店の利用価値は120パーセント。

帰りに、コナミで1時間も歩いて、体重計に乗ったら、また超えていました。

今日は随分、食べるの控えたのに。