食の安全を買うためには

 

   

日曜日、一日中、家にいた。

 ソファーに座ったまま、テレビのおもり。

 怒れるオッサン大賞、とかを決める番組で、パン職人が、危険な添加物が、日本では認められ、表示の義務がないことに怒っていた。

 マーガリンに使われている、トランス脂肪酸、とショートニングなど、ヨーロッパやアメリカでは、禁止されているのだとか。

このまま、日本で売られているパンを、毎日食べ続けていれば、10年もすれば、病気になる、という。

 そこまでの危険性があるかないかは、わからないが、マーガリンの話は、時々、ヘルスクラブのプールで話を聞く、イカリ会長から聞いていた。

 イカリでは、極力添加物は使わないようにしていいて、マーガリンは、AOCのものを扱っているとか。

 私は、バターよりも、マーガリンの方が、身体に良いからと、使っていた。

 フランスでも、アメリカでも、自然食糧品の店が増えている。

 日本は、製薬会社や、食品会社が、官僚政治とからんでいて、都合の悪いものは、すべて隠して来た。

 薬害エイズ血液製剤でも、スモンのキノホルムにしても、その他の企業と、その公害による、病人の多発後に、その原因である、薬害や公害が公表されるようになる。

 とりあえず、マーガリンはやめようと思い、使いかけのものを処分した。

 バターは、脂肪が多いけれど、自然のものだから、少しだけ食べるようにしよう。

 安全で害のないパンはどこで買えば良いのですか、と出演者が聞くと、「うちの通販を買ってください。」と。

 丹波篠山に、行った時に、自然酵母パンを売る店があって、そこのパンは、とても美味しかったけれど、食パンが500円もした。

 

 アメリカでも、自然食品だけを扱っているスーパーがあるが、値段が高い、ということでも知られている。

  農家から、有機野菜を持ってきて、毎朝、売られている、ユヌオン広場に出かけて行ったことがある。

 農薬を使わず、有機で育てた野菜は、美味しい。バターやチーズも、値段は高いけれど、違う。

  肥満気味の私は膝が痛むので、2、3キロ減量が必要だ。食品の値段にはそれなりに理由がある。手間暇かけて、美味しいもの、安全なものは、安く出来るわけがない。

少々、高いなあ、というものを買って、少し食べる、という習慣をつけよう。

 

 あえて、そうするようにすれば、おのずと、食が抑えられ、健康にも良い、安全なものにを口にすることが出来るだろう。