ホテルの前
ホテルの受付にいる,女性は、ガブリエルとい名前で、この経営者だった。大柄で、イタリア女性によく見る、オオデブ,の女性です。
朝食の支度は、簡単でパンなどならべるだけのもので、唯一調理らしいものは、ゆで卵。べたべたの甘いお菓子の種類だけは多い。
甘い物ばかりの中で,私が食べられたのは,トーストとゆで卵だった。
泊まり客の人数分だけの個数なので、遅いとなかったり、早すぎると、まだ出てない。
帰る日の前日、部屋に、目覚まし時計も、電話もないので、彼女に聞くと、起こしてくれるという。
6時に,と頼んだ。
ホテルの前を走っているトラム
何時の飛行機か、と聞くから,11時だと答えると、2時間前に行けばよいので、ここを8時に出れば充分。7時で良いという。
いえ、私は、いつも準備に2時間かかるので、6時に。
と頼んだけれど、彼女は、早起きしないといけないのが可愛そうにもなった。
それに、他の人に迷惑がかからないように、小声でしか起こしてくれなかったら、
私の耳が遠いので、わからないのでは、という懸念もあった。
11時に帰り、ブログはやめておこうと思ったのだけど,目が冴えているので、少し書き、22時になって、ベッドに横になった。寝たのかどうか、わからない。時計は4時をさしていた。
そのまま、ずっとベッドにいた。5時半に起き出し,準備にかかる。案の定、6時に,小さくノック、小声がかすかに
聞こえる程度で、ウェイクアップ。
早く、行った方が良い。何があるか、わからないもの。
7時を待って,彼女が起きてくる時間なので、支払いをした。
ファルネジーナ荘の庭
JCBは、取り扱う,と書いていたのに、使えなかった。やはり。使えない所が多いもの。何度か、トライして,今度は、布にくるんで,通していたが、だめだった。
扱いがないのだ。
「5日ですね。」と言われて、
「最初の日に,間違えてて,来る事が出来なかったから。」と言うと、数えて,4日分のホテ代だった。
でも わからない。インターネットからの予約では、キャンセルしたので、即クレジットの支払いがされるようになっている。
あとは、支払いの請求書見たら、わかるけど、もし、4日分ですんだら、嬉しい。
イタリアは、何にでも、税金がかけられるようになって、ホテルも、4日分の税金だと行って、現金で8ユーロ別に払った。
交通費も、ガイドブックでは、1ユーロとあるが、1,5ユーロのバス一回券。
一日乗り放題は、6ユーロに上がっている。
7時半に,ホテルを出た。駅で,空港行きのチケットを買って、時間を見ると、空港行きまで1分しかない。私の時計が15分遅れていた。
ああ、よかった。早めに出て来て。スーツケースをかかえて、電車のプラットホームに階段を駆け下り、駆け上がり、火事場の馬鹿力を発揮した。上がると、電車はいない。
ミスったか、と思った。50分発が、5分遅ていたのだ。そばにいた、二人の若い女性達。一人は送りに来ていた。
時計遅れてて、というと、壊れているのね、と。
買った,チケット、これはレジストしないといけない券では?と思い出した。
鞄を見ててあげるから、と言われて、券を地下の機械に刺しに行く。機械がかちっと音がしないので、会社行きの?人に聞いたら、やってみてくれて、だめだから、向かいのに、と言われた。向かいの機械に通すとカタンと音がした。
列車が来た。
やれやれだ。空港まで行ける。
夜のトラステベーレ駅