帰りの途に

 

 帰りは、すごく楽だ。JFKまでは、荷物が二つあって、タクシーを呼んでもらうつもりだったが、早く起きて、荷物を二つ持って歩ける様だったので、バスで行くことにした。25ドルの節約が出来る。お土産代の足しになるもの。

 バスは、夜中、空いている。座席の下に、大きなスペースがあるので、スーツケースは、そこに入る。空港行きの市バスだから、運賃は、地下鉄の2ドル25セント。

アパートのすぐ近くから乗れる。バス亭に私は早く行って待つようにしているが、他の人時間きっちりに集まって来る。

 JFKまで来れば、ラウンジがあるので、食べ物にありつける。

朝6時は、最初のフライトの時間なので、手荷物検査の従業員は、4時15分を回った所で、皆が待っている中を、のっしのっしとやってきた。

 出勤者の時間に合わせて、稼働するので、その日によって違うよう。

 JFKからの飛行機は、真ん中の席の人が、ビジネスへアップしてもらって、席を立ったので、横が空いた。窓際のインド人らしい男の人は6時間以上の飛行時間、ずっと寝ていた。

サンフランシスコには定時についたけれど、飛行機の中で30分以上待たされて、

乗り換えまでの時間が少なくなった。

 ニューヨークとサンフランシスコ間は、以前は食べ物が出ていたが、機内で売るようになった。1、2度買ったことがあるが、あまり美味しくない。

 お腹が空いて、サンフランシスコに着けば、シンガポール航空のラウンジでおかゆを食べたい。

シンガポールの空港ラウンジを教えてもらって、その次にサンフランシスコに行った時に行ったら、閉まっていた。今日はどうかな。飛行機が飛ぶ日でないと開いていない。

 今日は開いていた。シンガポールの中華風のかゆに、鳥が入って、とても美味しい。疲れが取れる。

 生ハムや、チーズ、果物も豊富にあって、サンドイッチ用にパンも置いている。

  カップ麺を食べている人が多かった。

 私は機内で、食べれば、と一つ持って入ったけれど、食べる機会がなかった。

エコノミープラスの席が、3席、づつ、3つに別れている。その3席に一人か、誰もいない、というくらい。

 私は、シートベルトサインが消えるよりも早く、横になってねてしまった。

 飲み物も、食事も取らないで、4時間以上もぐっすり寝ていた。

 起きると、他の人達も、寝ている。エコノミープラスでない後ろの席は、ほとんど詰まっている。

 エコノミープラスには、別料金を払えば、移れるようになった。

満席の時には、料金なしで、満席になるけれど、空いている時には、別料金がかかる。150ドルくらいだと思う。

お腹が空いたので、食事を食べたいというと、食事のサービスは終わっているので、なにか探して持ってくると言われた。

冷たいサンドイッチを2つ持って来てくれた。ビジネスから持って来たのだろう。ビジネスは、随時食べ物が置いてある。サンドやお菓子に果物など。

 10時間半の飛行は、いつもよりも40分早いらしい。

3席を使って、横になって寝ていられたので、ビジネス並に、身体が楽だった。

行きが成田経由になったのは、エコノミー席が、もっと少なかったからだろう。

この時期に行くと、穴場かもしれない。どこも空いている。