海外で、ピンチをくぐり抜けて気た私、
昔は、手荷物検査が厳しくなかったので、30分前に駆け込みも出来た。
ウィーンの飛行場に行く電車を間違えて、空港に着くと、受付が終わってて、
ゲートと電話連絡を取ってもらって、駆け込んだ経験も。
フランクフルトの飛行場を、走りに走ったことも。
オランダでは、泊まるホテルを探して、夜中に空港から電話したり。
バルセロナでも、ワルシャワでも、アウシュビッツ、ブタペストと思い起こせ
ば、
ピンチ、ピンチを乗り切り抜けて。
とにかく、必死なのだから、その時は。乗り越えて、ホットする時のうれし
さ。後で、よくまあ、とぞっとしたり。
ロスからの飛行機に乗るまで、久しく走りに走った。荷物2つをつんだカート
で、人をかきわけて、税関検査を通過して、荷物を再チェックするまで。服の
中は、汗でびしょり。膝の痛みも忘れて。
次に、7番ゲートまで走り、手荷物検査を通過したら、ゲートまで走った。
ぎりぎりセーフ。アメリカの飛行場では、待ってくれない。
アメリカ内の飛行機は、日本の電車並の感覚だから。荷物は
後先になったり、荷物が間違って、別の空港に行ってしまったり。
旅行の、ちょっとした修羅場をくぐってきたので、予約を入れる時には、
万が一の為に、と余裕の時間を設定しておくのだけど、飛行機会社の経済的理
由のために、キャンセル便になるというと、打つ手がない。
良かったこともある。
ビデオが、使えなくて、不便をかけたから、UAのホームページにアクセスシ
て、迷惑料ということで、客へのサービスを提供してくれるとのこと。
早速アクセスシテ、9000マイルか、二〇〇ドルの割引きチケットがプレゼ
ントされる。
以前にも、二〇〇ドルのチケット割引き券をもらったことがあったが、有効期
限の間に使えなかった。
息子が空港に迎えに来てくれていて、アパートにつくと、お腹を空かして待っ
ていた人達と、お腹を空かした私と、多めに買った、柿の葉寿司が、またたく
まに無くなった。
一件落着。