フランスの物価高で暮らせない市民

 

小出さんの「たねまきジャーナル」へのコメントは、かかせない。

毎晩帰って、ご飯を食べ終わると、聞くのだけど、朝6時には起きているの

で、9時頃から眠い。

国会に呼ばれて、言いたい放題、話して来ると。国会中継するのかな。

見たいなあ。

ジャンヌ、ダルク広場の朝一、確か、水曜日にやってたかな、と行って見た

らなかった。

明日、息子がやってくるので、新鮮な野菜を買っておこうと思った。

もう少し、先にある、地下鉄の高架下は、朝一を良く見るので、そこに行っ

た。

野菜も美味しくなくなった、バイオは美味しいけれど、ちゃんとした土で、作

らないから、と従姉妹から聞いている。

農業国なのに、バイオが特別になって、値段はぐん高い。

市場では、バイオと書いている店には、誰も並んでいない。

それほど、味が違うのなら、とそこで、少し買った。

サラダ菜は、4倍の値段だ。

ちょっと買って、9ユーロ。それから、バイオではない店で、新鮮な野菜をい

くつか、こちらは安い。

海老も、バイオ、魚もバイオ、肉もバイオ、お酢とか、油、パンに至るまで、

バイオというラベルが目立つ。

物価が上がって、市民は悲鳴をあげている所に、安全な食べ物まで、お金を出

さねば買えなくなっているなんて。

農業国から、原子力の国に変わったからだろうか。

イタリアは、スローフードを推進し、原子力発電は使わない。

フランスとは、全く逆の方向に進んでいる。

同じラテン系民族なのに。

ローマは一日でならず。スローであせらない、不自由さを楽しみながら、陽気

に暮らす、イタリア人のラテン的な生き方が、これからは、新しい生き方にな

るだろう。

フランス人も、方向転換を模索し始めてる。

シラクから、サルコジ大統領へと、アメリカないずされてきたが、フランスの

国民は、ミッテランを懐かしく思い始めた。

パリ市庁舎では、「パリコミューン」の展覧会が開かれている。

1870年代、労働者が立ち上がり、労働組合を結成し、過酷な労働条件を撤

廃し、自分達で、作りあげる規則を作った。

教育の無料化、パン組合の声明文など、興味深い。