「朝までテレビ」はつまらなくなった。

  

 先週の金曜日、眠たいのを我慢して、夜中の1時35分からの、「朝までテレビ」を楽しみに待っていたら、ゲスト出演者にがっかりした。

 原子力発電の推進者ばかりを集めての、討論会としか見えなかった。

 福島原発の設計に携わり、その危険性を訴え、原子力に反対している、後藤さん、

海外における、原発の評価に詳しい、上杉さん、ノンフィクション作家の広瀬さん、東芝原子力発電の設計者で、日立の不正を告発し、原発反対を訴えている、三井さん、

 原子力技術協会の最高顧問で、原子力を推進してきた、石川さん、などをゲストに迎えて、真剣に激論が戦われるのか、と期待していたのに、森永さん、勝間さん、ホリエモンは、経済効果しか考えていない人達、自民党議員の片山さつきさんは、民主党を非難することに終始、家計の節約コンサルタントの荻原さん、じつにつまらない討論会だった。共産党議員は、毎回、一人は出ているのに、出ていなかった。

 田原総一郎さんは、共産党嫌いであることは、先月の朝まででも、、ゲスト主演している、共産党議員に、 侮蔑的な発言をして、撤回をせまれれ、謝罪する場面もあった事も。 

 小沢さんに関しても、田原さんは、「小沢さんは政局の人で、政策は苦手、どうでも良いと思っている。」と言ったり、悪の象徴のような発言もあったけれど、鋭い切り口で、誰にでも批判的で、フェアーな人なのかと思っていたが、先日の発言で、見方が一変した。

 最後に、視聴者からのメールを読み上げていたアナウンサーが、

「小沢さんは党員資格停止になっていますが、岩手に詳しいので、地元の代表として力を発揮してほしい。」と言うと、田原さんは、

「小沢さんにイワキに入ってもらって、先頭で働いてもらえばよい。」と言って笑っていた。

イワキは、岩手ではなく、福島の、原発の危険地域だ。こんな人だったのか、とがっかり。