身体のリズム

  

この所、身体の調子が悪くて、朝、なかなか起き上がることが出来ない。

 プールで泳ぐと、鼻炎が酷くて、くしゃみと鼻水がだらだら、次の日の夕方くらいまで続く。

 最初は、風邪だろうと思っていたので、医者で風邪薬をもらった。良くなって、プールに行くと、またぶり返し。塩素のせいだとわかった。しばらく泳がなかった。

 よく顔を合わす人が、乾燥室で一緒になった。

「いつも同じ時間ですね。」と声をかけられた。

 その人も、二時間の間に、泳ぎと、ジャグジーでのマッサージとお風呂という行程で、私と同じ時間ですませている。

その人から、鼻を洗うと鼻炎は起こらないのでは?と教えてもらったので、

泳いだあとで、痛いのを我慢して、冷たい水で鼻を洗ったが、夜になると、やはり同じ。鼻炎がひどく、医者にもらった薬を飲んだ。

ドライアイも酷い。ドライアイが酷いと、肩が凝って頭痛が出てくる。

思えば、この季節、毎年、医者に走っている。季節の変わり目、寒くなる11月と、4月から5月にかけて、体調が崩れることに気がついた。

こういう時を、免疫が落ちている時、というのだろう。

様々なサプリメントや、健康食品を使っていても、同じなのだな、と思う。

身体のメカニズムが、季節と共に行動している。頑固に、律儀に、よく働く。その効力は、年と共に、力を増して行く。

寒くなると、身体の免疫力が低下する。お風呂でゆっくり暖めると良いと聞く。

確かに、湯船に浸かっていると、ドライアイが楽になる。頭痛が消える。うっとりするくらい気持ちが良い。しばし、ホットする。

『お風呂の給湯器を変えたほうが良いですよ。さびが出ていますから、いつ故障するかわかりませんよ。」

ガスの点検に来た人に脅かされた。

『家のお風呂は、あまり使っていないのですが。」

『関係ないのです。年数です。10年過ぎていますよね。何時変えてもよいくらい。」

まだ、動いているのに、変えるのは勿体ない。このさき、1年か2年使えるかもしれない。冬の間に、冬を無事にこなして、半年かもしれないけれど、故障するまで使った方が良いと思う反面、ひやひやものでもある。爆弾をかかえながら、湯わかしと使い、風呂を焚く。

変えた方が、ずっと安心なのだが、給湯器の寿命も大切にしたい。