閣僚人事

 

 管内閣の閣僚人事が決まった。

 馬淵さんが、国土交通大臣に昇格した事で、高速道路の無料化が進むのではと期待している。マニフェストで約束した、大きな柱の一つに、馬淵さんなら、取り組むことが出来ると、以前から期待していた。

前原さんは、鉄道フアンなので、やりたかった大臣だが、外務大臣の方が、適任ではないかと、これも期待している。

 尖閣列島問題は、これから深刻になる。中国は、今まで暗黙の了解で、話題にしていなかったが、中国の領土であることを、宣言している。

 葉千栄さんは、中国から帰って来て、尖閣列島問題は、深刻になっている、中国は引かない、と述べている。

 前原さんは、アメリカとのパイプが強いので、アメリカは歓迎している。中国には、日本がアメリカとの2国で、対応しなければならない。

 日本の外交は、アメリカを基軸にして、力を発揮できる。中

 アメリカとの関係が悪くなっていることを、見透かして、中国は、強気に出て来ている。

 いわれっぱなしの外交で、小さくなっている必要はない。見渡すところ、小沢さん以外に、強きの外交を出来るのは、前原さんしかいないように思われる。

 ただ、小沢さんのように、中国と長年にわたる、上層部との信頼関係がないだけに、人間的の懐の深い暖かみがないだけに、

 強気が裏目に出て、日本は追い込まれるという懸念も考えられる。

良く吠える犬は、気が弱い。尻尾を丸めないように、不退転の決意で頑張ってほしい。口先ではなく、命がけの外交が要求される、難しい舵取りになるだろう。

蓮ほうさんが、どこまで、行政改革をやれるのか、も期待したい。

独立行政法人の原則全廃、徹底した無駄の削減、行政の抜本的な改革が、出来るか、否か、彼女の手腕にかかっている。

岡田外務大臣が、幹事長を引く受けたのは、「天命」だと本人が言っているが、外務大臣よりも、幹事長の方が向いている。

ただ、野党と与党は違う。根回しが、旨く出来るのかは疑問。原理原則を崩さない、融通の利かないのが、長所でもあり、欠点でもあり。

総務大臣には、片山さんが決まった。地方改革を進めていくのに、官僚の内部にも地方の改革に実績もあり、手腕を発揮してもらえるので、原口さんのように、「光の道」の未来的な発想には、欠けるけれど、官僚を使いこなして、地域の人達も納得させて、改革を進めるのは、この人が適任だ。

経済財政担当大臣には、海江田さんが選出された。

小沢さんに、経済的浮揚策のアドバイスを提案した、という海江田さんは、小沢さんの迅速で大胆な力量にかけていたので、経済政策で大鉈をふるって、バンバン打ち出してほしい。

 有言実行内閣ということだから、すぐに、目に見える形で成果を。

菅さんが、総理の資格がないのは、わかりきっているが、1人1人の閣僚達が、責任を負う総理大臣だと思って、取り組んでほしい。

 

小沢派からの起用がないとか、そんなことはどうでも良いことだ。

選挙後、小沢さんを支持した議員が、一年生議員に、いやみをぶつけた、という記事がのっているが、これまでの、様々な、憶測を踏まえての議員の発言は、決して小沢さんの為になっていない。黙して語らない、小沢さんを尊敬して、見習うのなら、黙している方が小沢さんの為になる。」

選挙が終われば、ノーサイド。 菅政権が、もっとも強固なチームを作って、難局に乗り出せるように、それを支持するのが、民主議員の勤め。全員参加で、管内閣を支えて行ってもらいたい。

よけいなことは、一切言わないこと、不満を言わないこと、そんな暇があれば、いつなんどき、役が回ってきても、すぐに対処出来るように、勉学に励むべし。

管内閣が、官僚を抑えて、政治改革が出来、国民の暮らしを守ることが出来るなるのなら、小沢さんの目的、悲願は達成する。若手が育ち、次の民主党を担っていけるように、  小沢さんが、やってきたことは、裏方に徹する仕事だった。

 管内閣が、ギブアップすれば、それに取って代われる、能力を身につけなければ、政治を志す人の 「夢」に向かってはいけない。

 「真面目に、真心を持って、励んで行けば、必ず報われる時が来る。」小沢さんの言葉です。