私も歩けば、発見が

 

 駅まで歩くつもりで、結局、西宮まで歩いた。距離にして、11キロ足らずだから、それほどではないが、車道を歩くと、気が抜けないので、疲れる。

海外や、京都だと、途中で立ち止まって、店を覗いたり、ウィンドーの飾り付けを見たり、 歩くのが楽しいのだけれど、一駅、あと一駅と、歩数を増やすだけの歩きでの、楽しみは、何分で、一駅あるけるか、くらいのもの。

けれど、嬉しい発見もあった。

 仁川のカソリック教会が、暗闇に白い建物を浮かび上がらせている。幻想的な風景だ。 ここで、結婚式をあげた人がいて、私も参加させてもらった時の情景が浮かぶ。

「どいしているのかな? 」真っ白で清楚な花を抱いた彼女の美しい姿が脳裏に浮かぶ 。 次に、現れたのは、仁川学院。弟の息子が、通っていた学校。友人の息子さんも。

 そこからすぐ近くに、おそば屋さんを見つけた。

 

 以前は、甲東園にあって、何度か行った店だった。しばらくぶりに行くと、店はなくなっていた店。

 つい最近も、話題に上っていた店、「うどんすき」がとびきり美味しいお店だと、評判だった。蕎麦打ちが、まだこれほど普及していなかったころ、脱サラで、蕎麦打ちに魅せられて、開いたお店だった。

 こんなところに、引っ越ししていたのか。

「本日、蕎麦が売り切れましたので、閉店しました。」という紙が出ていた。

十割蕎麦の定食もある。相変わらず人気のようだ。

 歩いていると、発見がある。電車の窓から、見えていた花屋さんや、有機野菜の店。

 西宮駅の光が見えると嬉しくなる。終着のコナミは近い。

 万歩計を買ってから、どれだけ歩いたかをチェックするのも、楽しみ。

 たいしたことないなあ、1万3千歩足らず。

 ヘルスクラブで、体重計に乗ると、また少し、体重が落ちていた。嬉しいこと。

 水中で40分歩いた。これは、マッサージのようなもので、疲れが取れていくような

気持ちよさ。ジャクジーで20分、足の裏と、背中にジェットをかけて、うとうと。

 お風呂に入り、さて、もう少し体重が少なくなっているかと思ったら、着たときと同じだった。

帰ってからがいけなかった。タマネギと肉と炒めて、甘辛に。サラダを添えて、ワインを飲み始めると、パンを焼き、2杯のワインで押さえたものの、焼酎のオンザロックを。焼酎はワインに比べて安いなあ、と関心。ああ、忘れてた。

冷蔵庫の鯖の姿焼きをチンして、食べる、食べる。辛いので、オンザロックがすすむ。

夜中の4時近くまで起きていたのは、ここで解消。食べてすぐに寝てしまった。

朝、起きると、胃の調子が、とみに悪い。朝食は食べられそうもない。

ああ、しまった。またやってしまった。

ピンポン、宅急便です。

息子とがガールフレンドから、母の日にカーネーションのプレゼント。

嬉しい贈り物。ありがとう、陶器の鉢が素敵。今日は快晴。

五月の空に暖かいさわやかな空気が流れる。