アイスランドの噴火で足止め、

 

ホテルは、朝食付き。土曜日なので、朝食の時間は平日よりも30分遅く、7時半から。

 コンチネンタルか、フルか、どちらにすると聞かれて、フルを頼んだ。オレンジジュースとコーヒー、コンチネンタルなら、ヨーグルトとトースト、シリアル。

 薄いトースにバターとジャムをのせて食べる。ハムにソーセージと卵、それに煮豆がついていた。

英国の朝食は、ボリュームがある。テーブルの前で花が咲いている。

コーヒーがたっぷりあるので、コーヒー飲みは嬉しい。

39ポンドの安い宿だけど、朝食がつき、シャワーは熱いのがたっっぷり、お茶の用意もあるし、インターネットが無料で出来るので、清潔だからこれで十分。

 今日は、オクトーバーギャラリーで、スミスさんの講演がある。

早く来ないと人で一杯になるから、と言われていたので、明日から予約している、ユースホステルを探してから、ギャラリーに行った。受付の人に、吉田さんの絵を撮る許可を得て、ユネスコに出た最後の年絵を。

 私が一番乗りだった。日本語出来る、という人がいて、その人と話をしていると、吉田さんの娘さん達が入って来られた。

 アイスランドの噴火で、予定の飛行機が、飛ばない。私は知らなかったパリではストと重なっていた。

北駅での混雑は、この噴火のせいだったのか。

 いつべるのかわからない状態。飛行機にしなくて良かった。ユーロスターも、超満員。

帰りのチケットを買っておいて、本当に良かった。が、日本には、大丈夫かな。

 娘さん達のグループは、近くのホテルに泊まっているが、明日日本に帰る予定だった。

どの人も、移動して来た人達は、大変だ。そうこう言って、なるものでもない。時間を待つしか。

スミスさんのお話の中で、コスモスの写真との類似を指摘して、吉田さんは、絵を描いた頃は、そういうものがなかったので、吉田さんには、見えていたのだ、と。

 また、音楽の作曲家だった、と。

ユゴーやベートーベンと、同じように、吉田さんを見ておられるようだ。

 娘さんが、夕食を誘ってくださった。日本から来ている方々とご一緒に、日本食のレストランね。

ギャラーでのお仕事が終わるのを待って、滞在されているホテルにおじゃました。

 ツインルームは広くて、内装も良く快適なホテル。110ポンド、なら、それだけのホテルがある。ツインで折半すれば、私がいる安宿とあまり変わらないかな。ギャラリーからすぐの、場所も良い。シャワーとトイレ付き、美味しい、豪華なバイキング式の朝食とか。

 

 私は、明日から、ユースホステル、今よりももっと不便になる。ホテル取った方が良いかな、と思った。

疲れ方が違うもの。今の狭い部屋に、何日いると、ストレスがたまって来るだろう。

 ホテルというのは、ホスピタリティーから名前がついている。ホテルで、癒され、憩いにならないと、ホテルとは言えないのだ。

 けれど、まあ、宿のない人に、泊まる所を提供するのも、ホスピタリティーだから。

 

 夕食は、「江戸っ子」というレストラン。メニューは、日本の居酒屋以上にあり、日本酒の銘柄も、揃えている。今は、日本から、地酒が輸出されているので、日本にいるのと変わらないものがある。

 お造りがすごく美味しい。こちらの魚は、油がのっていて、甘みが加味しているので、本当に美味しい。

 大トロ、うに、鯛、ホタテ、踊りえびにサーモン。

お寿司屋さんなので、お寿司で食べたら、美味しいだろうなあ。

 天ぷらも、からっとあがって、美味しかった。鯖寿司は、一本しか残っていない。鯖は、人気商品。塩焼きなど、すべて売り切れ。

 この店は、日本よりも、美味しい寿司が食べられるのでは? 

 鰻のお茶づけまである。お酒の後には、美味しいだろうな。私は、帰り道、トイレに行きたくなったらいやだから、ビールは飲まない。お茶にして、水分は控える。

日本食は、一旦口にすると、もう我慢できなくなる。食べたくなる。今、こうして書いている時に、お寿司、食べたいなあ、なんて。

帰りに、一人パブで

 

 サラダを食べても、10ポンドくらいするので、日本食の方がリーゾナブル。鍋焼きうどん、美味しそう。

 楽しい夜を、過ごさせていただいた。美味しいものをご馳走になって。

 皆さんと別れて、歩いて帰ると、また道を間違えてしまった。うっかり、手前の道を、このまま行けば、平行していると。

 全く違った、逆だった。駅の名前を言えば、教えてもらえるので、駅前旅館は便利。4人の人に聞きながら、

帰って来た。サン、パングラス駅の巨大な建物が見えると、ほっとする。

 昨日、食事が終わっていた、バーで、ビールを頼むと、閉店5分前。一杯だけ飲んで、ホテルに。

フルーティーなビール。エールで、美味しかった。この店のボードに載っていた。