薩摩料理「島国」

 突き出し

http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27001887/

 お初天神の近くには、大小様々な食べ処、飲み屋が軒を連ねている。

 さすが、食い倒れの大阪です。

大阪人は、美味しくて、安い店が好きですが、北新地と大通りと挟んで、隣合わせに、サラリーマンが、たむろする、お初天神界隈の店が。

 昔は、新地は、高級な夜の不夜城でしたが、今では、サラリーマンも通える、庶民価格の店が増えています。

 「島国」は、薩摩料理の店ですが、食べログの点数も良く、気にかけていた所です。

 実は、目的の店は、別にあったのですが、そこは満席で、最近は予約でいつも一杯だとか。

 で、あてが外れて、いつも行く、「ヴィーノ」というイタリアンにするか、それとも、以前から行ってみたかった「島国」にするか。「島国」を覗いてみたら、カウンター席が空いていて、引きこまれたわけです。

 以前に、一度、薩摩料理の本格的な、という店に行ったことがあるのですが、そことは、雲泥の差がありました。

 さつま揚げは、注文してから造ってくれるのですが、やわらかくて、すごく美味しい。

 父の親しい友人から、毎年、本場の美味しい店のさつま揚げを送ってもらっていた頃は、本当の所、あまり好きではなかった薩摩揚ですが、すっかり、フアンになってしまいました。でも、一枚か二枚がせいぜい。油ものですから。

 刺身の盛り合わせ、新鮮で、味良し。

 

 カウンターに並んだお皿に、美味しいそうなものばかり。つぶ貝、とこぶし、肉じゃが、筑前煮、タケノコ煮、など。

 隣の女性が筑前煮を注文するのを、見て、私も。それほど残っていないから、と無料にしてくれました。

 つぶ貝は、大きくて、身がしまってとても美味しい。お野菜が好きだと言ったら、店主が、わさび菜をサービスしてくれました。ぴりっとわさびが効いていて、美味しい、と叫んでしまった。隣の女性が、「私もちょうだい」反対側にいた男の人も、「わしにもくれんか。」

わさび菜

 

 店主は、なまりがあって、島国の人のようです。奄美かな。お料理も、お酒の振る舞いも、豪快です。

 水餃子があって、お野菜と一緒に鍋で煮込んだ料理。ここでしか食べられない、オリジナルなものも多いそうで、まだまだ、これから、楽しみな店。

 店主が食べてほしい料理は、これからちょくちょく。

酒飲みなら、嬉しいだろうな。焼酎のオンザロック、コップ一杯の中に、氷が浮かんでいる。飲みきれないよ。焼酎の種類、地酒の種類、しっかり揃ってます。