反小沢対、親小沢

 

年に一度、バレンタインデーを前にして、3人の女性が集う。憧れの君に、年に一度のラブコールを送る為というのだけど、、食べて、話して、ストレス解消するというのがお決まりだ。

 

 皆、それぞれ、話したいことは、多々ある。レストランで昼食を取っている時には、親の老いや、認知症の話など、お互いに直面している問題に終始していた。

 ゆっくり話せるから、友人のマンションに誘われた。

「頭打っているから、早めに、失礼するわね。」

、美味しそうな、ケーキと珈琲を出していただき、頭がふらつくので、

首を振らないように気をつけながら、再び、四方山話に花が咲くかと思ったら、政治の話になった。

 一人は、「小沢さんは、必要悪だと思う。」と言い、一人は、小沢さんの独裁、金の汚さ、権力だけが小沢さんの目的だと主張する。こういう風に毛嫌いしている人が、70パーセント、いるということなの。

  私は、小沢さんは、悪い人ではない、二大政党と民主主義の政治をするのが、小沢さんの政治目的だ、私利私欲は持っていない。嘘を言っているとは思えない、と反論する。

 激論?戦わせ、日暮れも近く、早めに帰るわね、と言っていた事などすっかり忘れ、その間は、

頭のふらつきも、どこへやら。立ちあがると、再び、平衡感覚がおかしい。我に帰るとは、こういうことなんだ。