インフルエンザ対策

 道頓堀

インフルエンザ対策として、グループホームにクレベリンを持って行った。グループホームに、買っておいてくれるように頼んだが、期待出来ないことはわかっていたので、個人で買って、おいてもらうしかないだろうと、インターネットで注文していた。大型(160グラム)は2100円、8畳から12畳までの空間で2カ月、効果が持続する。小型(60グラム)は980円で、6畳で1カ月、3畳空間で2カ月持つ。

 私が行くと、母達は4階にいた。ヘルパーさんに、置いてくれるように頼むと、「手の届かない所に置かないと」を言う。うっかりしていたけれど、確かにそうだ。食べるものだと思って口に入れたら大変だ。

周りを見渡すと、食器棚の上にか置くところがない。分散していかなくても、大丈夫か心配だったが、大型を3個、棚の上に並べて置いた。母の部屋は、クーラーの上に。

 この前も、母達4人、4階にいた。ヘルパーさんに、食べ物は持ち込み出来ないでしょ、と言うと、「お父さんの好物だから、とか持ってこられますよ。」と言う。私はまだ持って行ったことがないのは、まだ4階で生活が始まってないからだったので、早速、入院中に母に飲んでもらっていた野菜ジュースを買って、それも一緒に持参した。

 すると、ヘルパーさんが、「このジュース下に持って行きましょうか?」という。まだ、13人一緒に生活しているようだ。4階はほとんど寝るだけ、とのこと。最近、私が行く時間は、4階で休んでいる。

 3階にいつもいるのなら、3階にクレベリンを置かないと、効果がない。

「いつになったら、4階で生活するのでしょう。」と聞いても、彼女たちにはわからない。

面会記入と外出届けは、3階にしか置いていない。

「外出届けの紙を家でコピーして来ましょうか?」と言うと、

「責任者に伺わないと。」

何も変わっていない。4階の部屋なのか、人なのか、尿の悪臭が鼻をつく。

「尿の匂いがどこかするんですけど」とヘルパーに言うと、

「手術をして、尿の袋をつけている人がいて、漏らしたり、自分でしたがるが、実際には上手く出来なくて、衣服を濡らすので。」という。

そこは寝るだけだから、ではすまされない。衛生管理が悪い。

母の部屋の前は、納戸になっている。おしめの山。

 母をここから出してあげる方法はないものだろうか。