定額給付金

 

それにしても、麻生太郎という人物は、筋金入りの頑固もんやね。我が儘ないじっぱりというのかな。本音では、やめたくてうずうずしているくせに、益々頑なになるばかり。頑固さとはうらはらに、言動はコロコロ変わってぶれること、ぶれること。

 側近の支持者である鴻池議員が、「支持率20パーセントなら、10人に2人も支持してくれているということだから、胸を張ってこのまま突っ走っていける。」と言っているのを見ても、裸の王様と、自惚れを助長する家来、としか言いようがない。

見るにつけ、聞くにつけ、腹が立って、なんとかならないものか、健康にも悪い。

自民党の議員達は、「いただいたら使いますよ。消費に回します。鴨も美味しいし、トンカツもも良いなあ。」

そんなお金では足りないでしょう。あなたがたが通常消費しているお金には、とてもとても。

お正月から、やっとワークシェアリングという言葉が、盛んに言われるようになっている。企業のトップから、推奨するという声が上がっているけれど、まずご自身から、重役や役員から、大幅な給料カットを申し出て、痛みを分け合うという覚悟がほしいが、そちらの方は一言も聞かれません。

自民党の議員も、選挙で公認してもらいたくて、渡辺氏のような、勇気ある行動を取る者は今のところ出てこない。民主党は、本来意を異にする、旧社会党共産党に足を引っ張られれて、独自の路線を進むことが出来ない。派遣労働者を禁止すると、日本の企業は海外に労働を求めるようになるということを、小沢さんは百も承知のはずである。

企業は充分な余力を温存して、バブル後の二の前はまっぴらだと、積極的になれない。

 

郵政民営化、反対か、賛成か、だけで、自民党に投票した国民にも責任がある。にっちもさっちもいかなくなっているのは、自民党に多大な議席を与えたためだ。郵政の民営化は、アメリカのブッシュがプッシュしたもので、郵便局の巨大マネーを放出させることが目的だったというのに。もっと大切な事がある、医療や年金、少子高齢化の問題と訴えた、民主党には見向きをしなかったではないか。踊らされた私達、馬鹿だった私達、これからも、繰り返されるだろう。

教育は身につくけれど、教訓は生かされないことのほうが多い。今は選挙だ、国民の真を問えと叫んでいるけれど、のど元過ぎれば暑さわすれる。選挙の議席は利権団体が握っている。

歴史は繰り返される。愚かだとわかっているはずの戦争が、世界のどこかで、終わることなく、繰り返されている。