リコーGR、デジタル

 

 

江坂のリコーの会社から、修理が出来たという連絡を受けた。できあがったカメラで、早速写してみた。調整もしてもらったので、どういう写真が撮れるのかが楽しみだった。江坂まで、歩きながら、目に入る物を写した。立木さんが、NHKのテレビ番組で子供達に、写真の撮り方、楽しみ方を教えていた。 子供達は、結構大きなカメラを使っていた。家から持ち出したのか、それともその番組の為に、用意していたものなのか。

 子供達の撮った写真から、自分が一番良いと思う写真を選ばせ、何故それがいいのかを立木さんが、聞き出し、そこからまた発展させて、次の写真に挑戦させる。

 子供達の、直感と興味と感情を引き出した写真は、素晴らしい。カメラによって、随分写真の出来は違う。リコーGRが故障して、ヨドバシで、キャノン901Sは、GRよりの良い写真が撮れると言われて買った。悪くはないが、写真に魅力が感じられなかった。物足りなかった。

 

GRの写真をコンピューターに入れてみると、やはり良い。リコーの受付で見た、カメラマン達の写真に近い味わいがある。ポケットに入るくらいの大きさで、これだけの写真が撮れるカメラは、他にない。調整してもらって、以前よりも、良くなった様な気もする。リコーは壊れやすいのが欠点だと言われ、がっかりしていたが、壊れやすいというのは、それだけ、機会が複雑で繊細に作られているからだろう。

 修理から帰って来たリコーに、一層愛着がわいた。