道後温泉

松山での宿泊は、道後温泉で決まりです。

随分昔、泊まった思い出があります。

道後と言えば、この三階建ての道後温泉本館。記憶では、一番上のお風呂にまで。父が元気だつたころの話。

チケットは、こんなに高かったのかしら。

私は、最低の階下だけのを。

ホテルのお風呂も3箇所あるので、見学程度の気持ち。

ホテルは、宝荘ホテルをネットで。ビシネス応援たかの、朝食がついたもの。

期待してなかつたのですが、五つ星に選ばれたホテルとあつて、悪くない。

道後温泉は、蜷川実花道後温泉のアートを開催していました。

宝荘は、偶然にも、草間弥生のアートが延長していました。

デザインサれた、特別のお部屋は、有料だけど観たいなあと。

時間が、チェックアウトの後なので、観られなかった。

夕食を何処かで取るので、その前に、道後温泉本館に。満員で、変な匂いも。

階下はだめです。二階三階に行かないと、雰囲気が味わえない。

会館のそとから観て、ふと、千と千尋が思い浮かびます。

ほんかんから、外れた、少し寂しい場所にある、寿司屋に入りました。松山なら、お魚しかない。

昼も夜も、寿司。

カウンターで、話好きの主人に、話好きの常連さん。ヒールに突き出しがついて、お寿司は1500円だけど、支払いは2800円。

魚は味が違って美味しい。隣のビシネスマンらしいひとは、造りの盛り合わせを注文していて、美味しそうだった。仕事で、呉から来ている人とか。

ワイワイ話好きな人ばかり。

夕食前に、じゃこ天が食べてみたくて、本館前の店で食べたものだから、あての南蛮つけも油っこくて、お寿司の八個もやっとこさ食べたので、あとで、ずっと尾を引いて。道後温泉の地ビールも、アルトと聞くと飲みたくなって。

最近はお酒ほとんど飲まないのに、道後温泉だから、お風呂上がりに飲みたくなって。

旅館の和室は、広くて、ひとりで泊まるのは侘しいものです。

ついやめているお酒、飲まないと寂しくて。お風呂に入るしかなくて、ビールも余計に飲んでしまった。