ギャズタウンから中華街

 

 美術館を出ると、曇り空から、雨が降り始めた。傘は持っていない。しばらくは持つだろう。、ロブソン通りにあるという,タイレストランを探した。私は,パドタイが好き。ガイドブックに載っている通りにはない。ビューフェのインドレストランに変わっていた。

 ガイドブックではよくこういうことがある。新しい本を買っても,載せている記事は古いままなのだろう。姪の子供達のTシャツを買った。荷物を入れられないので、小さいものだけしか買えない。メープルシロップは液体だからだめ。ガイドブックに、かわいらしい子供用のシャツが載っていて、それが欲しくて、ウオーターフロント駅まで行こうと思い、スカイトレインの駅に行き,一日券を買った。

 今夜は、空港泊まり。。

 

ウオーターフロントから、シーバスが北バンククーバーに出ている。シーバスも、一日券で使えるので、来た日に乗ってみた。

 甲板に上がれない。バスの中だけで、窓が汚れていて、外の景色を写しても,つぶつぶが映って、ほとんどだめだった。

 行って帰ってきただけだった。

 ウオーターフロントの海岸通りをカナダプレイスと反対側に歩くと、ギャズタウンがある。倉庫などの建物を保存して、古い街並を残している。ガス灯あエキゾチックな雰囲気を醸し出している。アートギャラリーが幾つか。

 雨が本格的になり始めた頃、チャイナタウンの方に向かって歩いた。

 治安の悪そうな通りだ。ガイドブックを見ると、ここは治安が悪いから、チャイナタウンに,この道を使わないように、と書いている。昼真でも危険と書いている。

素敵な通りから、それて、少し行くとこんな感じ,対照的。

 中華街で、家事があり、消防車が何台も来て、放水を続けている。煙がもうもう上がっている。,お腹が空いている。3時を過ぎている。熱の道から,中華の店が並んでいる方に歩いて行った。煙りで、空気が悪い。

 二軒開いている店があって、中に客が見えた。

二軒目の店に入った。パリで良く食べる,海老団子の入った粉麺を頼んだ。海老と肉の団子入りと書いていた。

出て来たのは,麺だけ。がっかりして食べ始めたら、底に入っていた。

ワシントンの中華街近くに泊まった時にも、湯麺を食べた。海老餃子が一杯乗っていて、とても美味しかった。それを食べに通ったほど。

パリのミラマという店にも、行けば、一度は食べ行く。

トロントは、中華が美味しいと聞いていたので、バンクーバーもきっと美味しいだろう。

中国人系のカナダ人が多いから。

 この湯麺は、最初あっさりして物足りないかなと思ったが、美味しくなって、団子にもなにもつけない方が良い。

 値段は5ドル80セント。粉麺が好きなので、満足。

 ダウンタウンへ帰る道を教えてもらって、そのつもりでバスに乗ったら、反対側に乗っていた。引き返そうかと思ったら、親切な人がいて、2つ駅の向こうに,スカイトレインの駅があるから、そこから乗れば良いと教えてくれた。

通りを歩いていて、立ち止まると必ず、誰かが声をかけてくれる。どこに行くの?何を探しているの?

そういう親切をしたいと思っていても、日本人は気軽に声をかけられない。

さしでがましいかも、と遠慮してしまう。私もその一人だ。

 大雨になった。ホテルについて、荷物を取り、雨の中をまた歩き出した。

寒い。昨日とは打って変わって,風が強く、雨は横なぶり。空港には、カナダラインが行っているので、バスに乗らずに、市民センター駅まで10分ほど歩いた。

 空港に行くトレインは満員だった。

空港に着いて、サービスカウンタに行き,ホテルピックアップ時間を聞いた。

昼間もやはり、30分間隔。

 雨風が強くて、待っているのが辛い。

そこにカウンターの女性が来て私の名前を聞いた。電話で迎えに来るように言ってあげるという。

待ち場所にある電話をかけてくれた。私の名前で予約したリストがないという。

カウンターにもどって、予約番号を確かめてから、また連絡してもらうことに。

 アイパッドを開いて,空港の無料ネットに入り、予約番号を見せた。

電話しても、今度は応答がない。しばらくして、やっとかかった。

 カウンターの女性は、「今度は男の人が出て、これから迎えに来ると言っている。20分かかるので、10分前になったら、待合場所に行けばよい、最初は女性で、わからなかったらしい,」と親切に説明してくれた。

 早く来たらいけないので、外の見える扉の所で待っていた。来ないので、またうろうろ歩き回る。別の女性が、「手助けしましょうか?」と声をかけてくれる。その女性も、インフォメーションの係の人だった。

バンクーバーでも、どこの空港でも、インドメーションで聞けば,なんとか,手助けしてもらえるので、私はよく利用させてもらっている。

迎えに来てくれた車は、以前のホリデーインのものとは違っていた。

ホテルも、リッチモンドの田舎のほうで、大分遠い。

24時間、空港サービスがある。評判も良いので、そこを撰んだのだけど、車で来るひとばかりのホテルだった。

前が、複合の映画館、隣に,アイススケートの練習アリーナがある。

日本の選手も、ここで練習していたのかしら。

ダウンタウンの、「亀井ロイヤル」という寿司屋さんに、真世巻き、と真世ちゃんの写真が貼ってあった。

 タイレストランがなくて、お昼をそこで食べようと思ったら、ランチが閉まってしまっていた。

日本のスケーターも、きっとこのリンクで練習したのではないかと思う。

アイスホッケーの練習場とアイススケートの練習場が別れている。優勝カップが沢山列んでいた。

ホテルについて、すぐに夕食を食べに出かけた。映画観の裏側に、レストランが列んでいる。バス亭もある。バスでとスカイトレインを使って、ダウンタウンにも行けるそうだけど、1時間かかるとのこと。それじゃ無理。

スイートなので、キッチンもついていて、環境の良いホテルだ。,車だと人気があるだろう。

 オールドスパゲッティーという、どこかで見かけた,チェーン店があり、そこが賑わっているので入った。

サラダと赤ワインを注文。オールインクルード、と書いている。パン、スープ、アイスクリーム、小さなサラダ、コーヒーが全部含まれていると書いている。

 ワインは、たっぷりあって、美味しい。地中海サラダも、美味しい。焼きたてのパンは「ボートハウス」のようにはいかないけど、まあ美味しい。

食後、コーヒーを頼んだ、他のテーブルでは、家族連れか、友達のグループで、スープを飲んでいる。映画を観た人、これから観に行く人達だろう。

 私の値段は,チップを入れて、23ドル,ファミリーレストランだ。

翌朝は、3時に起きて、4時に送ってもらうので、早く寝たのだけど、一睡も。じっとベッドで横になっているだけcで、身体が休ますというから、そうするようにしている。