バンクーバー美術館

    

センチュリープラザホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらってから、、バンクーバー美術館に行った。

 セザンヌとその影響を受けた画家達の特別展を開催中。火曜日は、夕方5じから無料。残念。

美術館の入場料は20ドルプラスタックス。シニアは15ドル90セント。

 セザンヌ展は,一階の 半分を使って展示しているが、そんなに広いスペースでゃない。日本の特別展でも、159店くらいは展示するのに、その半分くらいもない。

セザンヌの作品も、水彩画が4,5枚と、油絵が、5枚くらい。

 ゴッホの「タラスコンの乗り合い馬車」を絵がいた,珍しい絵画が興味を引いたくらい。 アルルにいた頃画いたもの。宿屋に停まっていたものを画いている。

 アルルの夏七月の七日だったか、アルルの闘牛場に、周辺の村から団体でやってきる,お祭りがあった。農機具をもって、民族衣装を着て、牛を引いて行列が続く、闘牛場を埋め尽くす。その中に,タルタランからの人達もいた。それは前夜祭で、その翌日は、闘牛祭り。男達が,団体で、暴れ牛を誘い出し、追い込む。民族衣装を来た美しい女性達。

タルタランは、ドーデの小説にも登場する。

美術館で2時間はかかると思っていたのに、観るべきものがあまりない。あとの半分のスペースは、美術館の歴史を紹介していた。

常設展示物はないのか、と聞いた。二階への階段が,閉鎖されていたから。エレベーターで、2階にあると言われてた。

 現代の抽象画が展示されている。

マックライトの言葉で「空間はアートの息吹」と書いている。

 

アートとは何か?アートの本質は何か?難しい問題だ。

吉田さんはよく「アートとは何か?」ということを言った。

なんでこんなことしているの?なにやっているの?と。

くちゃくちゃと書いたら、それがアート?

 マックライトの「空間はアートの息」という言葉が答えている。

 人が呼吸できる空間、人が共感できる空間。生きている空間。それがアートの本質ではないだろうか?

演劇の本質のはやはり,役者と観客が共に、呼吸を合わせる場だ。