お彼岸

日曜日、お天気も良くて、お彼岸でもあり、お墓参りに出かけました。

母を車で連れて行ってあげたいと思うのですが、無理なので、一人電車で。

 電車で行くと、時間通りなので、かえって早いのです。

母と一緒にお墓参りしていた頃は、母が「お墓は一人で参ったらいけないの。」と言っていたものですから、一人では、と思っていたのですが、一人でいかないと仕方なくなって。

そういう人は沢山いますから。

 東京にいる従妹が、父親のお墓参りがしたくなったので、といって、初めて東京からお墓参りにやってきた、翌年に亡くなったのです。

 とても元気だったのに、その翌年の5月に癌が発見され、若いので、進行が早かった。

人の3倍は働く人だったので、することは早く済ませて、天国に召されたのでしょう。

この世に生きることは修業だと言う人もいます。修業を終えた人が天国に迎えられるそうです。

友人の科学者は、全て脳の中で起こっている事で、死ねばなにも残らない、と言います。

その人はお墓参りにはいかない。心で思っていればよい、心で手を合わせているから。

私は、父が待っているような気がして、お墓に行くのですが。

従妹のお父さんは、38歳という若さで、肝臓を壊して亡くなったのです。墓標を見ると、戦争で姑と一緒に亡くなった最初の奥さんと一緒に刻まれています。

従妹は、二番目の妻との間に出来た娘達です。

一心寺に行く途中で、従妹にメールをしました。滅多にメールの交換もないのですが、

お父さんお墓標を見ていると、急にメールがしたくなって。

偶然にも、従妹は、前日、お墓のことを考えていたそうです。

何か不思議な気がします。

一応、お墓参りと、祖父母がいる一心寺のお参りをすませると、お役目を終えて、ほっとします。

お腹が空いて、家族亭で、きつね蕎麦を食べました。久しぶりのことです。

生魚は食べられないのです、イカリのお寿司も、買いたくないのです。牡蠣にあたって、また別のノロで、食品アレルギーが出来てしまって、不衛生なものを食べたくないという思いが先にたって、調理したものでないとだめなのです。

帰りに、ヨドバシによって、オーブンレンジを検討していました。

調理用品がやたらと興味あって困ります。エスカレートする一方。

スロージューサー、ヘルシオ、などなど、魅力はつきません。