ニューヨークのラガーディア空港で、飛行機がスリップして、怪我人が出ていた。
行かなくて正解だったかな、と思っている。
息子達は、大雪の中、凍結した道路を走って会社に通っている。
私は事故を起こさないかと冬の間、とても心配になる。
オハイヨに冬に行ったことがあった。
ホテルを出て少し歩くと、もう歩けないほどの寒さ。車の中のペットボトルはかちかちに凍っている。
息子は、ニューイングランドからボストン、ニューヨークへと、雪深い地域には、慣れているものの、長い冬の季節の中で、ひたすら春を待ちわびている。
4月になれば、少しは暖かくなるだろう。
私は、胃の回復をひたすら待つ。
失敗しないように、徐々に、徐々に消化の良いものを選んで、量を抑えて食べている。
絶対に後戻りしないように。元気にならなくちゃ。
水やりをおこたって、しおれかけたシクラメンがまた元気になった。
随分、長い間、楽しませてもらっている。
ずぼらものにもってこいの、観葉植物もしっかりしている。
先日、市民病院に送ってあげた近所の奥さんから電話があった。
アキレスけんの手術が無事終わって、駅前の病院にいるとのこと。
二つの病院で同じ結果だったから、納得して手術出来たと。
娘さんが東京から2度かけつけてくれたらしい。
見舞いに行くと、親しい友人達や、妹さんが来ていて、個室は一杯になっている。
私はほとんど近所付き合いはなく、わずかな人と、立ち話をする程度。
子供のPTAで友達になった人達と、何十年来の親しい仲だとか。
入院するのは、近くが良いなあ、と思った。
新しくなって7年だというが、まだ新しい感じで、駅の傍なので、便利。
私が北鈴蘭台にいた頃の友人から、不評を聞いていた病院だったけれど、昨今の病院不足で、なかなかすぐに手術してもらえない状態の中で、病床が空いているのは有難い。
それに、技術も進歩している。
一人暮らしなので、空いていれば、出来るだけ入院を長くさせてもらうらしい。
個室は高いから、4人部屋に翌日から移る。健康保険で賄えるので、費用もそうかからない。
隣のご主人は、ずっと以前に盲腸で入院して、10日以上入院して、丁寧すぎると言っていた。
当時は古い病院だったが、新しくなって、総合病院らしくなっている。
普段付き合いを大事にしてる人は、困った時には、なにかと世話をしてもらえる人がいる。
そういう人達も、遠ければ足も向かなくなるけれど、駅前で、誰でも週に何回か行く所だと、頼み事もしやすいだろう。
アキレスだから、なんでも食べられるし、動けないという不便以外には健康体と同じだから、話相手が来てくれるのは、すごく嬉しい。
ある程度、年を取ると、遠い病院よりも、近くの便利な場所を選ぶのがベストだなあ、
と思う。