松竹座への心斎橋商店街

 松竹座で上演中の「二月大歌舞伎」を観に行きました。

 午前中に、妹と電話で長話をしていて、午後母の所に行かなくちゃと

 遅い昼ご飯を食べ終わり、準備しなくちゃと思っていた矢先に、今日は、

松竹座に行く日だと思いだしました。

  あれほど、この日があるからと気にかけていたのに、ケロッと忘れるなんて。

  午後だからラッキー、午前の部だったら、アウトでした。

 確定申告をすませて、ほっとしていた矢先のことだったので、すっかり歌舞伎の方に頭が行っていなかった。

 母の所へは、明日にするとして、あわてて出かけました。

  梅田に出るのは、何日ぶりかな。日曜も出ていないので、2週間くらい町中に出ていません。

 地下鉄の本町で降りて、そこから歩いて道頓堀まで歩きました。

 足がなまって歩かないと。

 それに、時間まで40分くらいあるので、間に合うから。

 本町から、心斎橋の問屋街が並んでいる。、そこを左右に見ながら歩くのが好き。

 ものすごく安い店ばかり。

 アウトレットの文字が目立つようになりました。

 観光客も心斎橋筋を道頓堀から歩いて、このあたりまで来るようになったのでしょうか。

  長堀から心斎橋に入ると、がらっと雰囲気が変わったものでしたが、最近は、観光客用に、ガラッと店が変わってしまって、国際色に染まった通りになっています。

 春節の中国からの買い物客目当てに、正月用の福袋まで出している店も。

 心斎橋は、歩けないほどの混雑で、賑わうようになりました。

 一時は、北に押されて、寂れがひどかったのですが、観光客が増えて、大阪のもっともにぎやかな通りになっています。

 道頓堀の袂にあるかに道楽は、焼きガニのテイクアウトを提供していて、美味しそうな匂いが立ち込めている。

 たこ焼きだけでなく、いろんな食べ物の立ち食い用の店に並んでいる人達。

 以前は、ラーメン通りと言われていた道頓堀ですが、ラーメン店は暇そうに席が空いている。

  ラーメン店はいくつか撤退しています。

 最初に有名になった、金龍ラーメンだけは今の健在で、立ち食いというのもあって、いつも人が一杯です。

 昔は、心斎橋といえば、芝翫香の宝石店や、和光があり、小大丸の専門店は高級店ばかり入っていて、船場や、谷町を控えて、

 高級店を誇る通りだったのですが、すっかり様変わりしてアジアン通りになっています。

 本台のお芝居のお話に入らないで、通りの話に終始してしまいました。歌舞伎の話は分けて。