スイスホテルのレストラン

 南海の難波にある、スイスホテルのレストランは美味しいと聞いていた。  一休で、タイム料金というのがあって、このホテルの「シン」という揚げ物メインのレストランだけ残っていたので、前日の深夜に予約を入れた。  地下鉄の本町で友人と待ち合わせていた。  先週は、友人の誕生日だったので、フグ料理をご馳走した。 毎年、この時期のご馳走と言えば、フグ。  寒いので、一杯の人だった。 ふぐと言えば、道頓堀のづぼらや、と言う。  天然もののふぐを使っているので、味も悪くなかった。  牡蠣にあたってから、肝臓の調子が悪いのか、お酒が美味しく感じられない。  フグ料理の時も、ほとんどお酒は飲まず、食欲もあまりなかった。  スイスホテルの「シン」は、ワインの品ぞろえが豊富で、 リクエストした予約は、ランチコースに、飲み放題がついている。 私はワイン一杯くらいだなあ、と思っていたのだけど、 美味しいワインなので、グラスに二杯。 久しぶりに、すごく美味しかった。 出される料理は、少しづつ。どの料理も美味しい。 これはすごくお値打ち。 串カツが5本ついている、ゆっくりしたタイミングで出されるので、味わいながらいただける。 私はこれで十分。 ついかの串カツを一本だけ頼んで、支払いは8500円くらい。 前菜からデザートまで完璧なおいしさ。 すごく気にいった。  いかがでしたか、と感想を聞かれた。 それくらい、店は味とパーフォーマンスに自信があったに違いない。 ホテルの食事は、税金にサービスがつくので、こういう企画のものを利用するようにしている。  久しぶりに、美味しいものを食べたという感触がいまでも残っている。