長い間、ブログを書いていない。友人のブログを見る。毎日よく書いているなあ、と感心。
私はなんて怠けものだろう。時間を浪費してばかり。
朝、6時半に起きてるのに、ほとんど何もしないままに、午前中が過ぎていく。
午後は母の所に行き、コナミによって帰ると、夜の7時半。食事を終えて、30分間の歯磨きの後、歯のテンプレートを入れて、ぼっとテレビを見て過ごす。
コンピューターの調子も悪い。
すぐにフリーズして、途中で書くのをやめたり。
久しぶりに、有馬のグランリゾートに泊まった。
母と良く行ったホテル。母が行けなくなって、一人では行く気がしなかった。
会員制のホテルなので、有馬では安価で泊まれる。赤湯を引いてから、二度目。
部屋はゆったりしていて、リゾートなので、ゆったり出来る。
食事は美味しいけれど、沢山出るので食べきれないのが難点だったが、少量のコースが出て来ていて、それを注文した。
本当に量を抑えてあって、私には、これくらいで丁度良い。
コナミも一応は温泉ということだけど、有馬の赤湯は全然違う。
月に何日か、療養に来ているという老婦人と風呂で一緒になった。
股関節が悪くて、手術をするのが嫌だから、温泉に浸かって、なんとかもたせているという。
孫に、何も買ってやれないと言うと、「元気でいてもらうのだけで何もいらない。」と言ってくれる、と嬉しそうに話す。
高齢になると、遠くには運転できなくなる。近くにある有馬には、ご主人がまだ通えるとのこと。
高齢者が、長い間風呂に浸かっているのは心臓への負担が大きい。
着替えていると、その人が脱衣場に出て来た。体中から汗が流れ、心臓の鼓動が早そうで、あえぐように座り込んだ。汗が噴き出している。
私は長風呂が出来ない。少し長く入っていると、ふらつて、心臓が苦しくなるので、その方の努力は大変なものだろうと察しがつく。
自分の母親と、姑さんと、二人の寝たきり老人の世話をしたのだそう。
「最後まで迷惑かけないで死にたいから、この温泉にお金を使うので精一杯で、孫にもなにも買ってあげられないし、蓄えもない。」と言われる。
穴の開いた、使い古すだけ使い切った下着。
やりくりしながら、捻出する療養費をかねた温泉宿への宿泊。
老夫婦が片寄せあって、支えあって生きている。迷惑かけたくないと必死で生きてる姿をみたような気がする。