日本沈没 の危険性

    デュフィー展

 昨夜、ものすごい雷雨だった。天気予報に警報が出ていかとテレビを見ても何もなし。

最近、雨に敏感になっているので、停電しないかと不安になる。

山崩れも心配。

六甲山系は真砂土で地盤が軟弱で知られている。

そういう危険性はあっても不動産会社は、山手に開発を続けて来た。

 私が住んでいる所も、そういう開発地の一つではないかと懸念される。

小松左京の「日本沈没」が現実のものにならないだろうか。

経済最優先だという安倍ノミクスも、沈没しかねない危険性をはらんでいる。

 経済外交に力を入れているようだが、インドの首相からも色よい回答は得られなかった。

中国を配慮してもことだとか。

スリランカに住む友人の話だと、スリランカでも、中国が湾岸を抑えて開発を進めている。

今や中国の手は世界中に伸びている。

 日本の経済は実体として良くなっているとは思えない。

働いている人々の賃金が上がって、暮らしが楽になったという実感をが持てない以上、

経済は良くなったとは言えない。

 2020年の東京オリンピック、開催中に地震が起きたら、いったいどうするのだろう。

物凄い数の人々が集まっている東京で、一体どこに避難誘導できるのだろう。

 東京大地震が起こる危険性は大いに心配されているのに、その場所に、世界中から人は集まってくるオリンピックを誘致するのは、あまりにも楽観的すぎるのではないだろうか。

 原子力発電所の再開が進められている。安全を保障された所から、というのだが、

一体どこに、そんな場所があるというのだ。

 原発の再開は、福島の再来につながる危険性が皆無だというのだろうか。

喉元過ぎれば、熱さ忘れる。

 人間の愚かさと楽観、それが破滅への道につながってはいないだろうか。