友人宅でランチを

       

 暑い。これからが夏本番だというのに。

大学時代からの友人宅にランチのおよばれで、出かけていった。

箕面からバスで4駅の所にあるマンションの一室を借りて生活している。

仕事をやめてから、フィルピンのダナオで,ボランティア活動を続けていたが、

病気で日本に帰って来た。

東京のアパートを貸して、お姉さんの家の近くにアパートを借りている。

今はすっかり元気なのだけど、定期検査はかかせない。

彼女は、大学時代から、ボランティア活動に熱心だった。

今はアジア協会に週三日の割合で出かけている。

 バザーで買い集めた子供服をフィルピンの孤児院に送ったら、送料が5万円のかかたので、今年はそのための貯金をしてるという。

タンスの上にある瓶の中にお金が入っていたのがそうらしい。

 偉いなあ、と感心する。

私も処分したいものがある、というとほとんどのものは断らないとのこと。

先日も、ほとんど新しい靴をゴミで捨ててしまったことを後悔。

 処分できる所を得て、心が軽くなる。

処分しないといけないものがあるけれど、捨てると心が痛む。

 リビングに台所と洗面、トイレに浴場がコンパクトに備わった小さなん空間だけど、

窓は7つもあって、角部屋。窓から広がる景色も良い。

 

 お料理がとても上手なのに驚いた。

きちんと自分で料理をしている。冷蔵庫の中はびっしり詰まっている。

同じ一人暮らしの私とは大違い。

私の食べているものを聞いて、栄養不足だという。

それほど気を付けていて、コレステロールは薬を飲んでいて、上限のぎりぎりらしい。

話は尽きず、夜もと言われたけれど、コナミに行きたくて4時ごろおいとま。

 とても尾心地の良い時間と空間だった。

 彼女も忙しく、海外に行ったりしているひとなので、なかなか都合よく会えないのだけど、学生の頃のあうんの呼吸が染みこんでいる。

食べることには目がなかったなあ、と思い出す。

梅田で、たこやきをよく食べに行った。白浜から、勝那智浦、熊野古道に珍道中。

アルバイトに、ある工場に行って、労働者の人達と社員食堂で食べたランチが美味しかった。一日アルバイトなんだけど、へとへとに疲れて、バイト代をもらったら、その足で食べに行った。

 お素麺にかけて

お手製の水羊羹

 私は誘われないと、身体が動かない方だったから、彼女の積極性に誘われて、面白い体験をさせてもらった。

翌日、コレステロールを薬を飲み始めて、一か月後、医者に行くと、血液検査をしたら、血の色が変わっていた。

前回はどすぐろい色をしていたのに、綺麗になって、あっというまに、血液が試験管の中に滑りこむように入った。

食事療法をして、お酒を控えていたからだろう。薬を飲んでいるからかもしれない。

 ちょっと気を付ければこんなに変わるものにも驚き。

血液が濁ってどろどろになっていたのだということが良くわかる。