ニューヨーク

 ニューヨークは31℃、湿気が多くて、むっとした暑さだ。

 ニューヨークの夏は暑いと言われるが、相当のものだ.

熱気に包まれたニューヨークは、以前に来た不景気な雰囲気が一変して活気を取り戻している。

 景気が上向いて,上昇しているのが肌で感じられる。

 息子のアパートの事情も一変している。

 息子が売りたい値段は、とても売れないだろうと言っていたのだけど、すぐに売り手がつくと言われたらしい。

 2年しか貸せないので、私がしばらくは借りることになっていた。ニューヨークに

今回来たのも,そのためだったのだけど、あと2年間の賃貸が出来るようになった。

 息子は貸すほうが良かったので、事情は一変。

ネットでの仲介に声をかけたら、すぐに買いたいと言う人が何人も紹介されたが、賃貸でもすぐに借り手がつきそうなのだ。

 明日,もに来る人がいる。

 がらんとして,何もないアパートなんだけど、彼らが持って来たわずかな椅子なども,片付けないといけないという。

 買ったばかりのクーラーも不要になるそうだけど、私は息子達が明日の朝早く出て行ってから,クーラーがないと、とてもこの暑い部屋の中ではいられない。

 買ったばかりのクーラーなので、返品も可能なのだそう。

 不動産屋がこれからこの部屋を見たい人を連れて来るようになるら、いつも片付けておかないといけないし、貴重品はアパートに置いておけないので、出かける時は持ち歩かないといけないくなった。

 それに、帰る時には、綺麗にお掃除をしておかないと。持って来たものを置いて帰るつもりでいたのも、すべて持ち帰らねばならなくなった。

 食料品は、ほとんど彼らに持って帰ってもらって,近所のスーパーでできあいのもを買って生活するようにしよう。

 向かいにはセブンイレブンがあり、その前にドンキンドーナツの店もある。

   柿の葉寿司を持っていたのを,昼食にしたので、息子は行きたい韓国チゲの店に今日のお昼にいくつもりだけど、アパートを観に来る人がいる。

 Mさんの娘は、ニューヨークの来ると,沢山会いたい人からのリクエストで、昼夜急がしい。 

 

 空気ベッドがダブると,私がいつも使っているシングルの3つしかなかった。3人でダブルに寝てもらうことになっていたのだけど、ミミちゃんがお泊まりなので、ベッドは確保出来た。

 アメリカ人は,映画でもよくみかけることだけど、友達の家に泊まることが多い。

子供達にとって、それは楽しみの大きな部分を占めている。

 親は子供達をサポートする習慣も社会的なレベルで浸透しているようで、子供の誕生パーティーは,社交の重要な要素になっている。

 

 息子はお造りを思う存分食べたいそうで、5番街にあるユニクロに寄ってから、マンハッタンの3ストリートにある、ともえ、という寿司屋で、Mさんと夕食の待ち合わせをしていた。

彼女は娘がいないので、友人と待ち合わせで,先に出ていった。

これが並の作り

 ニューヨークのユニクロは、近代美術館MOMAの側にある店は、内装が素敵なアート調になっていて、買い物で賑わっている。スターバックスが中にあって、そこも人が多い。 ニューヨークは歩くことが多いので、それでスマートな人が多いのかもしれない。

メトロのチケットがまた値上がりしている。2ドル50セント。バスも同料金。

 地下鉄までの道に、車が大木でやられている。

昨日は台風だったそう。

 毎日のように、雷がなり、ゲリラ豪雨のような雨が降る。

寿司屋から出てきると、途端に大雨。前に歩いていた人達がアパートの前の軒に。

 私達もそこしかないので。それでも雨がかかる。管理人が出て来て、ここは人の出入りする場所だから、出て行けという。

 しばらくすると小降りになるのだけど、すぐにまた降り出す。

 地下鉄の場所まで歩くのが大変なのだ。

地下鉄から最寄りの駅で降りたら、また降り出した。バスに乗らないとだめだと,歩いて帰れる距離にバス。2ドル50ドル。バスを降りると、また大雨。

 スーパーで水を買って、すぐ前にアパートが見えているけれど、雨がやむのを待っていたがいっこうにやみそうにない。

 走って一気にアパートまで駆け込んだ。

昼真あれほどむんむんして暑かった部屋が、雨ですっかり涼しくなった。