大阪フィルホールで、ベートーベンの第七番

      

 朝日シンフォニーホールは本当の久しぶり。

グルーポンで半額チケットを買った。「初夏にベートーベン」と言う題の

名曲コンサートのチケットだった。

 12時半からのチケット交換なので、早めに行くつもりだったけど、

友人が席がどうでもいいから、昼を食べようというので、昼食を優先に。

前日、甲状腺の検査結果を夕方、聞きに行ったら、良性だったので、それはひとまず

安心なのだが、腫瘍を現わ数値が高い。

悪玉コレステロールコレステロール値が高い。それに加えて肝臓の数値も。

そういうのは、甲状腺と関係する。

お酒です、と私が言うと、どれくらい?と聞かれて、

「3日で一本のワインだと良いですか?毎日はそれくらい。」

「1週間に1本なら良いけど、だめです。やめたらどうですか?」

なんて言われちゃいました。

検査の結果を心配してくれた友人からメールと留守電まで入っていたのです。

それにも、きっぱりとお酒をやめて、毎日食べたものと、体重を図って、折れ線グラフに

つけなさい、とのアドバイス。

 医者も「細く長く生きるように、うんぬん」と言われて、「動脈硬化から心筋梗塞のリスクも高まります。」などと脅かされ、薬を飲むことになった。

 というわけで、日曜のお昼につきあって来たお酒だけど、お控えなすったのでござります。

 友人曰く

「だいたい、ブログ見ていると、美味しいものばかり食べ過ぎている。あれじゃ悪いはず。」

トホトでござる。自分でも予感はしていたので、さもありだった。

脳天気という性格が私の行動を支配していて、この前の検査で正常だったので、だらっと腹の紐が緩んだのだ。

で、今回は脅かされたものの、薬を飲んでいるのだし、気を付けてお付き合いはほどほどに飲まないとくらいに思っているが、心配症の友達が、メールできっぱりとお酒をやめるようにアドバイス。その後も食生活の改善方法をメールで送ってきてくれて、脅かされっぱなし。きっぱりやめればそのほうがあと楽だろうが、

人生の楽みを奪われてまで、細く長く引き伸ばすつもりはないとういうのが脳天気の予報なのだ。

でもしばらくは、神妙にしているのが、私のいつものパターン。

昨日のお昼は素面でコンサートに。

 グルーポンだから、席は3階の両側で、舞台が半分しか見えない、1250円で買ったチケットだもの、文句を言えたものではない。余った席を埋める役目という大役を果たして半額を恩恵を受けた。

久しぶりのコンサート。音楽会は良いものだ、と改めて思った。

 シンフォニーホールは、音響が良くて、小さなホールだから、3階でも舞台が近い。

それにこういう上から見るほうが、オーケストラの演奏と、指揮者のタクトの動きが、ビビッドに見られて、音楽が壁に当たって、反響して、もっとも贅沢な場所かも。

映画でも、良く観られる両側の、ボックス席がそれにあたる。

ベートーベンの第7番。大阪フィルに取っても、手慣れた曲なので、なかなか良かった。