集団的自衛権とは

      

  警察の誤認逮捕で、無理強いされ、自供に追い込まれた被疑者が2人もいたことで、

相変わらず、強迫的な取り調べが継続されていることが明らかになった。

取り調べの公開化が叫ばれていたのも、過去のもの。

集団自衛権憲法解釈の変更をめぐって、政府と公明党との与党協議が難航を示している。

これも、自民党の数の力で通してしまうのではないか。

仮に公明党が政権与党から離脱しても、維新の会や結の党が、それに変わろる椅子を狙って控えている。

先日、京都で、小沢一郎の顔をかかげて、活動している小沢支持者の人達がいた。

一言言わないと気が済まなくて、「小沢さんには失望しました。」、

彼らの一人が「検察でとことんやられましたから。」と弁護する。

「小沢さんは育ちの良いお坊ちゃんだから、。政治家は命がけでないと、ついていけません。がっかりした人多いと思いますよ。」

と言ってしまった。

彼らには気の毒なのか、それとも雇われているのかわからないけれど。

日本の若もの達は、日本の閉塞感から出ていく為に、戦争に駆り出されることを良しと

しているのだろうか?

 アメリカでは貧しい若者をターゲットにして、兵隊を募っている。高官の息子達は戦争に行かないように守られ、あの手この手を使ってきた。

 戦争で軍需景気を期待していたが、アメリカの景気は悪化の一途を辿った。

 アメリカは、軍備の縮小を迫られ、中国や北朝鮮への抑止力が低下し、世界のリーダーとしての重荷を同盟国に分散させたい所。

 武力を使わずに、会話で平和の道を模索しているオバマ大統領は、日本が中国や韓国と友好的な関係を築くことを要望している。

 安倍首相は、日本の軍備を拡大し、にらみをきかせるようにしたいようだが、それでは

敵対心を煽るだけだ。

 プライドなどというものは捨てて、中国にひたすらあやまれば、中国は許すしか道はなくなる。

 韓国に対しても同様に。和解するまで、謝り続けるしかない。

戦争の出来ない関係に持っていくことが大事なのであって、いつでも戦争できる準備は、国と国との関係を悪化させ、敵対心を煽るだけ。不安を煽るものになる。

出る杭は打たれる。

戦争時だから、と胸を張るのではなくて、戦争時だから正常ではいられなかったことを反省し、被害を受けた人々に、謝る気もちを持ち続けなければいけない。

中国や韓国は、被害者なのだという意識から離れられないのは、日本が横暴で、人間として扱わなかったからではないか。

日本人に、中国や韓国人に対する差別意識が、長い間存在していた事実がある。

そういう意識を植えつけられて育った人間の傲慢な態度が頭を持ち上げている。

それこそ、恐ろしいことだ。

 自衛隊員の犠牲者が出るようになり、やがて、若い人達が戦闘に駆り出される日がやってくる。

 

 日本の平和憲法を守らなければならない。