6か月が過ぎるのはあっというま。
どうしたらよいものかと気にはなっていた、甲状腺の検診日が
やってきた。
他に移ろうかと思っていた。西宮に、隈病院の副院長をしていた方の
診療所に電話して、予約の時間を取ってもらったら、データーがあれば持って来て
来るようにとのことだった。
病院の予約日の朝、まだ迷っていたが、予約の時間に間に合うように体は動いて
いて、結局行くことになった。
診察室の前で待っているように、番号札が提示された。
診察室から出て来た女性が、喉の所に絆創膏を貼っている。
甲状腺ですか?とたずねたら、そうだった。
細胞検査をしたのがわかる。
「痛かったでしょう?」というと、それほどでもないとのこと。
手術することが決まったという。
外から見てもそれほど腫れているようでもないので、私も恐ろしくなる。
「隈病院には行かれたのですか?」と聞いても知らないといわれる。
この病院で手術される。
信頼しきっている様子を見ていると、この先生は名医かもしれない。
耳鼻科の手術は、甲状腺よりもずっと複雑だろう。
「近くて、綺麗な病院だから良いですね。」
と言った所で、診察室に呼ばれた。
医者に、1月にCTを取ったこと、呼吸器科は打ち切りになったことの
報告をした。
「変わりないですか?」と言われて、自分ではまったく感じないので、
「小さくなったのではないでしょうか。」なんて都合の良いことを言う。
「一年先でもいいぐらいとおっしゃってましたから。」と加えて。
医者は、「この病院で続けるか、それとも甲状腺の専門医院を紹介しますが。」
と言われるので、
「西宮に、甲状腺の専門があるので、そこにでも。」というと、医者は
そこは知らないので、宝塚の先生なら、紹介状を書きます。そこなら、医者が超音波をみながら判断できるが、病院では検査員が別になるので、どちらにしますか?ここか、紹介の方が良いか決めてください。」とせっかちな医者なので考える余裕もない。、
「紹介してもらいます。」
どんな医院か不安だった。
データーをコピーしたり、時間がかかるので、待ってください。
待合で待っていると、看護さんが、新しい医院の案内コピーを持って来て、
「混んでる医院ですから、予約はいつがいいですか?」と聞かれて、都合の良い日を
告げたら、受付の方に行って、すぐに戻ってきた。
「予約はご自身で取るのだそうです。データーが出来るまでに、会計をすませておいて
ください。その方が時間の短縮になりますから。」
会計は混んでいてた。
支払は、わずかに900円ほどだった。
紹介状もデーターも無料だった。
家に帰り、早速その医院に予約の電話をすると、すごく混んでいて、6月にならないと予約の時間が空いていない。
ネットで調べたら、研究熱心な良い医者のよう。
甲状腺と糖尿病など、いくつかの専門医と指導医でもあり、呼吸器の方も動脈硬化など、漢方の薬の指導医でもあって、複合的に、最も適した治療法を取り入れるようにしている。
生活習慣病や、糖尿病は、食事療法が大切なので、そちらの方にも力を入れている。
紹介してもらって、よかったのではないかと思っている。
夕方、久しぶりに会う友人と、梅田にある、アサヒスーパードライの店に。
彼女とも6か月ぶりだった。
つもる話で、あっというまに5時間ビヤホールにいた。
ビールのジョッキを何杯飲んだやら。
食べるほどに飲み、飲むほどに食べ、上機嫌で深夜帰宅。
翌朝、体重計の目盛が1,5キロ増えていた。