阿倍野ハルカスで認知症談義

        大野屋の20食限定

  最近、認知症に関する関心が高まって、テレビでもよく取り上げている。

一日置いて、その前の日の日記をつけると良いとか、運動しながら数を引く練習に、

社交ダンスのステップを覚えるのも効果的とか、いろいろ対策が研究されている。

 先日、7年間も身元のわからなかった女性が、テレビで報道された翌日に、ご主人からの問い合わせで、奥さんだということがわかった。

 徘徊して、1万人の人が浮行方不明になっているらしい。その中から亡くなった人は、

家からそれほど遠くない場所にいたことがわかった。

 このブログも、一昨日の話になるのだけど、阿倍野ハルカス美術館で開催の

東大寺展に行きたくて、いつもお世話になっている友人に、身障者手帳を持参してもらった。

 先日も、前までは行ったけれど観なかった。その際に、身障者手帳を持っていれば、付き添い含めて700円になることを教えてもらった。

  母の日に。食べるが楽しみ?

   小さい花束。

 美術館は月曜日で休みだった。

うっかりしていた。高島屋の美術館月曜日に開いてたので、阿倍野ハルカスも近鉄デパートのつもりになっていたのだ。

ハルカスと近鉄デパートは別なのに、同じ館にあるので。

 12階から14階まで、食堂街になっていて、大阪の老舗や、関西の名店、人気の店なのが、沢山入っている。

  まだ12時になってないのに、西宮ガーデンズよりも、更に多くの人椅子を並べた店の外に座って待っている。

 京都の「東洋軒」という店は、高島屋にもあらしいが、いつも凄い人なのだそうで、その日も、1時間半はかかるね、というほどの人が待っている。

 大野屋、という店に入った。

弟が持っていた鉢植え。お花が一杯の母の部屋。

 認知症の番組を彼女も観ていたらしく、その話が彼女の方から出て来た。その時はまだ、身元不明の女性についての情報がわからなかった。

 彼女は夫婦で、其のテレビを見ながら、お互いに首から名前を住所に血液型を書いた札を下げて歩かないといけないとか、そんなものは勝手に外してしまうから、とか、話しながら見ていたという。

 「刺青しておくしかないね。」」なんて私がその場でひらめいた冗談を言った。BSだったかの、アメリカの番組で、刺青足にをした女性が出ていたから、そのことを思い出して。

 良いアイデアだと思うが、日本人は抵抗感も強い。

医者が、「くくかか」と覚えて、それに気を付けるとあとは心配いらないと言っていた。

「くくかか、覚えている?」

 阿倍野に来る途中、私もなんだかった思い出しながらやってきたので、聞いてみた。

 彼女はその時間には、他の仕事をしながら見ていたので、覚えていない。

薬、車、金、火事。

これらが、管理できなくなる危険性を回避できれば、認知症であっても、心配いらないというのだ。

 ハーベストで、大きなケーキと、コーヒーのお替りで、胃がやられた。

 胸やけがして、鏡を見たら、舌が真っ白になっていた。

慌てて、胃薬を飲んだ。

今日は夕方大阪で、久しぶりに会う友人と飲む予定。