帰国

  ホテル

   

  

  午後2時50分発の飛行機だから、気持ちに余裕がある。朝10時半とかのパリからルフトハンザは朝早くでないといけないので苦手だ。

 アメリカからの帰りは,朝の6時の飛行機なので、夜中に出ていく。冬は凍てつく寒さのニューヨーク。タクシーを使うようになってからは、もうバスを待てなくなった。

 料金が安い,空港の近くにアパートがあったこともあって、最後に訪れた2回はタクシー を。

 今日も、チケットに料金がを残して、市電と地下鉄で空港まで。

タクシーは、10分で空港に着くのに、市電と地下鉄で、1時間以上かかった。

 市電の運転手に,シアド、と言ったのが良くなくて、丘の上の駅で下ろしてくれた。

 その前の駅も同じ駅なのだけど、その近くで降りると言っても、ここではないと言って下ろしてくれない。

 丘の上からは、長いエスカレーターがついているのだけど、最初は階段がいくつもあった、エスカレーターに乗って,途中のエスカレーターが停まっていたので、また階段を降りた。エイスカレーターなので、短くはない。次のエスカレーターは動いていたのだけど、駅でまた、階段を上り盗りしなければならなかった。

 仕方がないのでなんとか持ち歩いたけれど、腰がおかしい。土産をほとんど買わずに助かった。一杯入れていたら、どうなっていたことか。

 空港について、チェックインのゲートナンバーの所に行ってチェックインする。

 荷物を預けてしまう前に、ショップで、オリーブ油をいくつか、ファドのCDがあるので、2枚買った。その中の一枚は、前日、おじいさんのCDハウスで、お勧めの女性歌手のものだった。18ユーロだった。ここでは12ユーロ。なんでこんなに差が付くのか。

いいかげんな値段がついている。荷物に、入れてみるとまだはいるので、オリーブ缶と鰯缶を追加した。オリーブ缶は、前日買ったものよりも高い。様ざま。これらを詰めて、チェックインした。

 チケットをもらうと、1時間前にゲートに行くように指定されている。

 ラウンジへの行き方を教えてもらったが、わからない。空港の職員がいたので、聞いた。

彼女がついてきて,教えてくれたのくらいに、わかりにくい場所にあった。

受付で,チケットを出して,ゲートを調べてもらい、そこまでの所要時間を聞くと、

 「遠いですよ。15分以上はかかります。それにパスポートコントロールもあります。」

 「じゃそんなに時間がないですね。」

 「ありますよ」。」と言われたけれど、トイレに行き、お腹が空いているので、サンドイッチを一切れと水を飲んであわてて出て来た。

肝心の土産をまだ買わなくてはいけない。

リスボンのお菓子を、母の施設にいる職員さん達に。お菓子を買って、別のコーナーにも、ほしかったものを見つけた。あのポルトガルのナタ。重いけどそれらを買い板チョコを4枚、入れた。その値段を見ないで買ったら、なんと板チョコ1枚で10ユーロもしていた。なんで?と思ったら、外に巻いているのが、紙ではなく、ポルトガル名物のコルクで出来ていた。コルクで,鞄とかいろんなものが作られている。チョコを包むのには、勿体ない。棄てられる可能性がある。

 この値打ちはわかってもらえそうにない。皆、値段みたら買わないわ。あわてて、入れた,私みたいな人でないと。ナタのケーキと同じ値段。誰だって、ケーキの方が良いと思う。ずっしろ重いけど。

リスボンで慌てて、土産物を買い集め、重い荷物を持ってゲートに。ゲートからラ、バスに乗り、飛行機のある場所までも遠かった。なので、1時間まえなのだ。

 

 ゲートは一番端にあった。相当の余裕があると思っていたのに、電車を待つ時間、空港で探す時間などを入れると、あっという間に時間がたってしまった。

 そのたびに,ドキドキしなきゃやいけない。慣れた所だとすぐにわかることが、初めてだと、右往左往する。

飛行時間は4時間。間に食事が出た。お腹が空いていたので、有り難い。

 魚はなくチキンか肉。初めて肉を食べた。少し、羊の匂いがするが、牛肉に混ざっているのかも。

 イスタンブールの空港では待ち時間が多い。まだゲートが出ていない。

 ここの免税店は、ものすごく大きくい。これほどのは見たことがない。トルコ航空に乗るとまず最初に、爪楊枝にさした,甘いお菓子が振る舞われる。ナッツの入った飴菓子のようなもので、ゼリー状になっている。日本のゆべしに似ている。

私はゆべしが大好きなので、これがすっかり気に入った。このお菓子を、免税点で売っていた。いろんな種類があるので、飛行機の中で出されるのは、特別に美味しいものかもしれない。これを買いたくなった。

 母や、外国に行きたくてもいけない友人に,食べさせてあげたい、という思いで、私はあまり甘い物好きじゃないのだけど、最近は甘い物に目が行くようになった。

 海外に行ったことのない人は、そう行きたいとは思わないものだろうけど、 海外にいくには、自由と体力と時間が必要だ。土産話だけでは、つまらない。家に居ながらにして、美味しいお菓子を食べるのは、楽しい事に違いないと思う。

  イスタンラウンジもこんなのは見たことがない。巨大な広さがあって、お料理をするコックさんが、作りながら、提供している。

オムレツ、パスタ、ピザ、ステーキの各コーナーで、次から次に作っていても、どんどんなくなていく。

果物は、ピアノのあるサロンの一番奥にあり、食べたことのないようなものまで,豊富だ。

ワインの赤、白、厳選された高級なものばかり。

 サラダの種類も半端じゃない。

 ナッツは、それだけでコーナーを幾つも。

 入り口で、カードとチケットを見せて、中にいれてもらうbのだけど、係の人が、中のさらにドアの前で待っていて、チケットとカードを渡す。セキュリティーがついていて、勝手には入れない。

 イスタンブールのラウンジは、スターアライアンスの飛行機を利用する人達の為のもので、ブリティッシュは独自に提供している。他にプライオリティーなどラウンジは充実しているようだけど、 待ち時間が長いという不便を補う役目もあるからではあないだろうか。

 このでの待ち時間は、5時間とか、6時間異常に及ぶことは多い。

 6時間以上の人にイスタンブール見物がついていいる。

かつて、大韓航空で市内を見物させてもらった。

 イスタンブールまで来ると、様々な衣装に身を包んだ女性達がいる。

 アエロフロートも、随分良くなっているとか。

 私が乗った頃は、飛行機はぼろで、所々ガムテープを貼っていた。生暖かいビールも,数が足りなかった。

 モスクワで6時間の待ち。夜中の暗い飛行場に、寝転んで時間を待っている人達がいた。