ポルト

  

      

  列車は,ポルトに到着。これから、地下鉄に乗って、ホテルのある駅まで行く。

地下鉄は、少し離れた場所にあった。なんでも聞きながらの旅。

 地下鉄駅で、一回だけの地下鉄券を買った。1時間以内は,何にでも乗れる。

 そばのホームで待っていたが、気になって、横の女性に、サントロに行くかと聞くと、 それは、あちら側のホームだという。一旦出て、回ろうとしたら、何もない。警察官に聞くと、やはり地下鉄の駅はこちらあだ、という。

又もどって、ホームの地下に降りて反対側に行き、地下鉄に乗ったら、反対の駅に着いた。また出て、ホームを変えた。さっきの所で良かったのだ。あっちに行ったり、こっちに来たり。ポルトは、エスカレーターがついていて、それはありがたい。

 地下鉄に乗ると、おじさんが、しきりに、教えてくれようとして。英語は出来ないの出、手振りで,私の降りる駅からの乗り換えを教えている。

 有り難い親切。みすぼらし身なりのおじさん。おじさんとは言えないな、若い人。

 地下鉄の駅は、ポルトの中心にある。そこからあは、手帳に行き方を書きうつしている。 通りに出ると、右か左か、どちらが南かわからん。

 犬を連れた夫婦がいて、聞いた。男の人は、知っているのだが、どこだったっけ、とい風。そばのレストランで聞いてくれたら、私の立っている角から上のわずかな道を言うそうだ。ありがとう。オブリガード。上に上がって、さてもわからない。道を探しながら、辿って行った。これでは、見つけられない、と弱気が出る。

 6回くらい、曲がって,道を変えるように指定されている。

 やっと広場に出た。その名前だ。そこから?

 女性がいた。彼女地図を持っていて,すぐ前のゲストハウスに滞在している。

 地図でもわからないので、そばのスーパーマーケット件、ホステルと書いている店で聞いたら、向かいを指さした。

 彼女のゲストハウスと並びの場所にある。ちゃんとした一流ホテルでないとだめだ、と後悔しながら,探していたアパートだったけど、見つけられた。

彼女は、ケベックから来ていた。カトリックの聖地への巡礼が目的だったみたい。明日リスボンに行く。ケベックだから、フランス語が通じた。彼女の英語もひどいもので、わかりにくかったけど、フランス語なら。

 ホテルに入ると、階段だ。エレベーターと書いていたのは嘘。

 受付の男の人は、すぐに私の荷物を持って,部屋に案内してくれた。

キッチンがない。それを説明出来ないのだ。しばらくしてから、彼もフランス語なら、わかった。

 部屋は快適だ。ホテルのように、お茶の設備もなにもないけど、部屋は新しく、シャワールームは広くて、インターネットの速度も速いので、すいすい。

 ここは、アパートホテル。24時間、いつでも受付に人がいるので、ブザーを押せば良いとのこと。

 お腹が空いて来た。美味し射い店があるか、と聞くと、隣にあるレストランを。

 外にある、席に案内された。

 回りに客が沢山座っている。

 サーモンが美味しい、というので、それと,ハーフの白ワインを注文。

 サーモンと、野菜サラダが欲しいというと、何か考えて、と言われた。

少しでよいのよ,サイドサラダ、と言ったのに、沢山出て来た。

 サーモンの大きさも、日本で食べる4倍以上ある。

どれもとても美味しい。ワインも美味しい。

 最初に、ポルトガルソーセージがテーブルに来たので、いらないと言った。

パンもいらない、というと、気にしなくて良い、とそのまま置いてあった。

 一生懸命食べたけど、最後までは無理。サイドの野菜は、二皿。じゃがいものボイル、に、いんげんとブロッコリーとにんじんのソテー。

 健康的な食事。今お店は,肉料理も美味しそう。

 中は満席だった。外もほとんど、客がこの店に,次から次にやってくる。

 デザートは?と聞かれて、もう胃が残っていない、と答えたら、笑っている。

 注文を聞いた男の人が、指をたてて、旨かった?というしぐさ。

 支払いは、ジェジェの10,5ユーロ。

サーモン7ユーロと、ワインのハーフが3,5ユーロ。

お腹が一杯なので、あたりを散歩した。ホテルを見定めて,慎重に歩いた。ここは、本当に、旧街のど真ん中だった。歩いてどこにも行けるとホテルの人が地図にマークをつけてくれたけど、夜なので、何かわからない。警官が立っている。

 30分ほど歩いて、ホテルに帰り、洗濯した。明日までには渇くだろう。

やっと、落ち着いた場所が出来た。

 明日の朝食は、教えてもらった、隣の店。ここも美味しいのだという。

昨夜は、お腹が大きすぎて、食べられないと思ったが、早起きしているので、お腹が空いている。