イスタンブールの空港から

    

 前日、2時間しか睡眠をとっていなかったお蔭で、飛行機の中で,私にしては結構寝ていた。

 夜の10時20分の出でる飛行機なので連日、母の所に会いに行き、お掃除をして、家のゴミを始末して、

よく働いたせいもある。

 空腹を我慢して、関空のラウンジで、おにぎりとお寿司をお腹一杯食べて、機内食はほとんど食べなかった。

 

 トルコ航空は、空いていて、各席の人が隣に席が空いた状態の人が多かった。

 トルコブルーのシートが明るくて,ビデオも大きく、座席の前が広いので、見やすい。

 今回は小さなキャリーなので、座席の下に入れられた。座席に足置きがついていて、それに足首を乗せると、足を伸ばせて楽だった。

 

 トルコ航空は、エコノミーでも、飛行機内でリラックス出来、備品が ついている。

 12時間余りの飛行時間、6時間は寝ていて、あとは映画を見て過ごした。

 コンピューターも開かず,本も読まず。

 今、イスタンブールのラウンジにいる。リスボンへのフライトは、5時間間待ちだけど、きょろきょろしている間に、時間が過ぎて行く。

免税点も広くて豊富なのに驚く。賑やかで活気に溢れている。

 このラウンジは、スターアライアンスの航空各社が合同なので、しごく広くて、食べ物や飲み物も充実している。

 飛行機の中で軽食が出た時に、おにぎりも食べたから、お腹は全くすいていないので、残念。美味しそうなものが溢れている。

 甘い物が好きな人が喜びそうな,ケーキがいくつも。

 トルコは、甘いお菓子が多そう。これから行くポルトガルもきっと甘いのだろうな。

 飛行機がイスタンブールに降り立った時に、階段で下りて,バスでターミナルに移動した。空港によって、そのまま入れる所もあれば、タラップを降りてバスで移動の所も。

 トルコ航空は、機内持ち込みを8キロに制限している。これぐらいだと力のない私でも腰に来ないで運べる。

 イタリアで荷物が出ないで、3日間過ごしたのが堪えた。

 友人が、クレジットの付帯保険はあてにならないから、行く前に入っていけば、と言われていたので、カウンターで,値段聞いて、やめた。

 飛行機の延滞や、荷物が出てこない場合にも、保険がつくとおいうのが魅力だし、治療費は無制限になっている。

 昔は,必ず、旅行保険に入ってから出ていった。パリでリウマチだと誤診された医者に紹介してもらったのは、この保険会社だった。

 今の季節、飛行機の延滞はあまりない。冬は雪でシカゴなどいつも遅れるから,入っておくと良いなあと思うし、荷物を預ける時には、この保険は安心出来るが、今回は手持ちだし、というので、やめた。

 パリで心臓に問題があったから、救心を買った。医者でもらっていたニトログリセリンがどこにも見当たらないので。

 飲んだことはないけど、持っていると安心するもの。

 長い間、医者の検診にも行っていないし、体重は増えていて、足に負担かかっている。 海外に出るのはだんだんおっくうになると思っていたけれど、12時間以上もエコノミーで,鞄を持参でやってくると、まだまだ行けるかもと変な自信が湧いてくる。

トルコのイスタンブールに降りてみたいとか。今度はトルコだな、とか。

 団体旅行だったら、ポルトガルの主要な場所を、時間刻みに,無駄なく案内してくれるけれど、一人旅は、どうして行くかとか、どこで切符買うかとか、うろうろ時間がかかるので、そんなに、盛りだくさんとおいうわけにはいかない。

ポルトガルの旅行書を見ていると、あそこもここも行きたくなって、1ヶ月はいるだろう。 昔は,2ヶ月なんて,長旅もした。その頃は体力があったし、いきあたりばっったり飲無計画でなんの不安もなかった。

 

 さて、今回の旅の始まり。ワクワクしながら。