ボストン美術館展

   

    

 大阪市立美術館で開催中の「ボストン美術館展」を観に行きました。

昼食は、地下街にある、鮨屋に。でかでかとランチメニューが買いてある

店で、美味しくはなさそうだけど、と期待せずに入った店です。

 カウンターの隣に座っている人が、荒だき定食のような感じのものを食べていて、

美味しそう。

 鮨ランチを注文したのですが、運んでいるランチに、荒炊きがついていて、ここはそれが美味しいのかと思ったら、誰にでも、サービスでついているのです。潮汁もついているのですが、そこにも鮭の切り身が一杯入っていて、荒炊きの魚も鮭の頭。

いったいそんなの鮭を何に使うのかと不思議です。

隣の人が出て行ったら、その奥に、座っている人が、

「アナゴの刺身旨いわ。」と言うのです。

 すると店の若い店員が、注文していた、鱧ちりを半分は、アナゴにしませんか、と。

 私は鱧のほうが美味しい気がしたけれど、味がわからないからかも。

 鮨に、荒煮に、うしお汁、魚で生くさくて、あれではもう次に行く気がしません。

  鮨のネタも、べったり大きいのは良くない。

 天王寺公園の中はお花とハーブの季節です。

  

 昼食後に入った美術館は混んでいいて、絵巻物のあたりで団子になって、順番待ち。

空いた所ばかり探しながら、見られるものから見て、それでも、ちゃんと見られました。

どうでもよいところはパスしながら。

 http://www.boston-nippon.jp/ ボストン美術館特別展

曽我蕭白の、大胆で、おおらか,ユーモラスのある作品が見ごたえがあります。

国宝級の作品も含めて、寺などから売りに出された名品の数々を、その価値がわかる

3人の収集によって、こうしてボストン美術館で大切に保存されていることを思えば、

ラッキーだったと喜ばねばならないでしょう。

おそらく、世界中で、素晴らしい作品が、埋もれ、喪失しているものも多いのでは?

それとも、本当に人の心を打つ作品は、その真価のわかる美術愛好家が、資材をなげうってでも、世に残すものなのかもしれない、とも。