ロダン美術館と、ナポレオンのお墓

 

    

 ベルサイユ宮殿にいくつもりが、アンバリッドで降りて、先に、ロダン美術館へ。

 というのも、PERで、C腺は同じなので、ベルサイユまでの電車は20分以上待たねばならなかったから、すぐに乗れる電車に。

 ロダン美術館は、アンバリッドで13番線に乗り換えて、一駅。

地下鉄の乗り換えで、長く歩くときは、歩いても同じだった、と思うくらい歩く。

 ロダン美術館は、元はホテルだった。貴族の館という雰囲気。

 友人が、ロダンに、この館は素晴らしいので、訪れることを勧め、ロダンと妻、そして、 弟子達が、この館に引っ越して来た。

 今、マーブル彫刻の特別展を開催中。

 大理石を削って、古代の方法を使って,ロダンが、試みた彫像作品。大理石を削って。  愛人の手、パンセー、接吻、ユゴーのオマージュ、神の手、など、など。

 撮影は禁止。

  デッサンに懸命になっている人達の絵を覗くと、結構すごい。皆、年配のお年寄りばかりなので、すごい。

ロダン美術館は、庭だけの見学なら、1ユーロ。本館も、になると、9,5ユーロ。

本館の館では、写真はオーケー。

 冬なので、まだ、花は全くないが、春になると、花壇の花が彩りを添えて、美しい庭になるだろう。

  庭に、ロダンの代表的な,彫刻が観られるので、庭だけでも,素敵な美術館だ。

 

  人が多いと、散策というよりは、観光になるけど、、冬は良い。 ほとんど人がいない。今日は朝、出て来る時は、随分寒くて、雲がかかっていたので、お天気が悪くなるか、と思ったけれど、今はすっかり晴れ渡っている。

  ロダン美術館の二階に上がった部屋に、カミーユクローデルの作品が、5,6点ある。

 とても可愛い少女の彫刻に心が惹かれた。他の作品も、繊細で美しい作品ばかり。

 男の手とは全く違う。

 例の、すがるカミーユの3人の像が、ここにも。

 

 二階には、彫刻と共に、絵画も興味をそそるものが。

 ムンクの絵、ゴッホの作品が2点、モネとルノワールのものも。

 美術館を出て,近くの、アンバリッドにある、ナポレオンの墓をみに行った。

  こおは、戦争で犠牲になった英雄達も奉られている。

 

 お墓のあるドームの奥にカテドラルがある。

ここは、軍隊の美術館になっていて、庭には、大砲が飾られている。

中には、歴代の軍服姿の兵隊や将校の像、剣や、備品

ナポレオン1世から3世の時代までの、戦争の経緯の中で、ナポレオンの戴冠式という絵に描かれている、首にかけられたものに興味が。