安倍自民党は、変わったのか

 

    

安倍政権が、スピード感のある政策を実行にうつすべく、精力的に動いている,自民党への期待が、徐々に高まりつつある中で、民主党が,つい最近まで、政権について、国を動かしていたとは、思えないほど、すっかり陰を潜めて、閣僚だった人達の名前も話題にのぼってこない。

 政権を奪われた政党が、いかに惨めな境遇にあるかを、自民党は、身にしみてわかっているので、次の参院選で失脚しないように、心して、ことに当たっているが、お金をジャブジャブ市中に流し、大盤振る舞いの公共投資による、従来型の景気対策、福島の復興支援も無制限に、新戦略の成長分野への支援を拡大するという、受けの良い言葉と、折れない3本の矢の柱で、景気回復を図り、2パーセントのインフレターゲットを実現させようというわけだが、果たしてそれが出来るだろうか。

 自民党の支持層は、規制によって守られている人達で、いわゆる、族がつく連中だから、思い切った改革をやらせてもらえない。

  老朽化した,道路の補修は必要だが、それを誰が請け負うのかというと、 道路族をよばれる,権力掌握者達だ。

 ここに切り込んで、誰でも、入札出来、その中に、品質良く、安い業者が、 受注出来るようにしなければ、今までと同じ、借金だけが膨らんで、一部の人にだけ、利益が還元される。その受益者によって、票を得ている自民党の政策が、今までの自民党の政治だった。

本当に、「自民党は変わったのか、しっかり見ていかないといけない。

期待できないと思っても、私達は期待するしかない。

  自民であれ、民主であれ、やらねばならないことは、「国民の生活を豊かにする」政策 だ。

  ガソリンスタンドを、住民達は、一口1万円で7口づつ負担し、住民が株主になって、

自分達でガソリンスタンドを経営し、そこで給油が可能になった,地域がある。自分達で、食料品や日用品の店も経営している。収穫するブランド米の販売もその会社から。

 配当はもらわないが、給油が出来、自分達で作ったお米や野菜などを、持ち込んで販売してもらえるというメリットや、配給してもらえるという便利さ、地域の人達のコミュニティーの充実等のメリットがある。

 これこそが、「国民の生活を守る」国民が豊かに暮らすことの出来る政治なのだと私は思う。

地方の事は、地方に。財源を移譲して、地方分権を推進出来るのだろうか。

  国民に、自主独立、その責任を果たす覚悟は出来ているのだろうか。

  国に見放させ、企業の営利に見放され、孤立しかないという,状態に追いつめられて、

 自分達で、やるしかない、と立ち上がっ,住民達が、前向きに考え、知恵をしぼって、

 暮らしを守った。ガソリンスタンドが、当然あるものだと思っていた時には、想像もしなかった生活、生き甲斐のある人生を,自らでつかみ取った実例だ。

 私達、が国に納める血税を、納める人達の為に使うのが、当たり前なのに、そうではない方向に,政権を握る人達は、向かう。

 だまされてはいけない。あきらめてはいけない。他人事として無関心はいけない。

  イエスが言った言葉に「目覚めていなさい。」と弟子達に言う言葉がある。

 ことの成り行きをしっかり見て、真実を見る目を開いておきなさい、ということではないだろうか。