雨の京都

   

 昨日は、久しぶりに暖かく、晴れていたので、お掃除びよりだと、天気予報で聞いていたので、カーテンを洗おうと思っていた。

 寒いといじけて、動く気がしない。

 家中のカーテンの洗って、窓ふきも少し。以前にやりすぎて、関節炎で肩がうずいて寝られなかったことがあるから。

  オペラのCDを聞きながら、気分良くはかどった。

 気になっていることを少しでもやりとげると、気分が良い。

  翌日は、打って変わって、大雨の中、京都に。

 梅の井で、蕪蒸しを食べるのを楽しみに。12時に待ち合わせ、すぐに梅の井に入ったのに、すでの満席だったが、すぐに、テーブルが用意出来るから、と言われてしばらく待って。

 他の客も、蕪蒸しを食べているよう。

梅の井の蕪蒸しは、年に一度は食べたいお料理。12月から3月まで、蕪のある時期だのもの。

 蕪蒸しと鰻丼、それに、お造りも食べたいので、蕪蒸しと昼のサービス定食を注文。

すぐに,定食が出て来て、お造りはお酒のあてに良いタイミングだけど、鰻丼は、お酒の後になるから、食べる頃には、冷めてしまった。

 蕪蒸しは、時間がかかるので、最初に蕪蒸しだけ注文して、それが出てから、別のものを注文するようにすれば良い。

  梅の井の蕪蒸しは、何度食べ手も飽きることがなく、いつも美味しい。

 魚と鰻,海老,ホタテ貝、百合根と蕪をお出しで蒸したものなのだけど、この店のお客さんも冬はこれを食べないと寒さをしのげないのだろう。

 暮れの30日とあっては、お墓参りか、錦市場に正月用の準備をかねてかしら。

 食後、雨の中を知恩院まで歩いた。友人が,雨なので、人も少ないだろから、写真を撮りたいという。

 知恩院に行くと、結構沢山の人がいる。本堂で、お坊様達が大掃除の最中。その間にも、納骨に来ている人達がいて、お経は絶えず。

 中に入ることが出来て、国宝の仏様の前のタタミに、ホットカーペットが敷かれているので、暖かかった。

 知恩院の7不思議の説明と、その襖が展示されている。床は,鶯張りになっていて、迂鶯の鳴き声のような音がするのが面白い。

  知恩院から、八坂に抜けて、お正月の準備に忙しい,八坂神社でお参りして。

どうして、こんなに人が多いのかしら,と思ったら、30日だもの、各地から、お正月を京都とか奈良で過ごす旅行者なのだろう。

 スーツケースを引いている人達も見かける。