浜町、日本橋、浅草へ

     明治座

  友人は、足を伸ばして、友人に会いに行くので、ここからは別行動。

 私は、ゆっくりして、この辺をぶらぶらしようと、部屋にあった、「日本橋」という情報誌を見ていると、東京近代美術館で「美術のぶるっ」というタイトルで、日本近代美術の100年。ベストコレクションを集めた展覧会が開催中だと書いている。

 ある人の、日本橋散歩の文章に、その美術館への誘いも載っていた。

 ホテルの受付で、この本を借りても良いかと聞くと、新しい雑誌が出ているから、とそれをくれた。日本橋界隈の地図と、見所が載っている。

 荷物を分けて、預けて、外に出た。

  明治座をみたいと思って、浜町を歩く。

弁慶

 朝、一杯コーヒーを飲むので、すぐにトイレに行きたくなる。

 誰でもトイレがあって、そこに入ると、すごく綺麗。パリにある、公衆トイレのように、自動で扉の開け閉めが出来て、中は広い。

  明治座は、お正月には、藤山直美の公演が決まっているが、今は閉まっている。

 浜町通りを行くと、東日本橋まで。3枚100円でハンカチあります、と宣伝している人がいた。

 整理で、何もかも、めちゃ安。 問屋街なのか。

 薬研堀不動尊、を見て、吉田松蔭終焉の地まで、歩くつもりだったが、またトイレに行きたくて、東日本橋で、一日乗車券を買って、地下鉄に。トイレがあるので。

 そこから、浅草に。

 浅草に出来た、東武鉄道駅の駅ビルを見るのが目的だった。

 浅草に降り立つと、スカイツリーが目にはいった。ここからの眺めも良いなあ。

 松屋デパートが、東武鉄道の駅を2界に抱き込むような形で、7階まで、ショッピングとレストランを作った。

 浅草は、世界遺産になって、海外からの客が東京で最も好きな場所になって、賑わっている。

 忍者はお気に入りだそうで、忍者専門店があり、手裏剣の実演も出来るとか。

 

 相撲グッズの専門店も。

 

 スカイツリーを見る展望ノ広場で、お笑い芸人のコンビが出ている番組の取材中だった。良く見る人達なんだけど、名前は覚えていない。

まだ、お腹は空いていないけど、仲見世を通って、浅草寺に行く道に、蕎麦の「十和田」がある。

 いつも人が一杯なのに、まだ時間もあって、空いて居いる。

 看板のサービスセットに目がいって、吸い寄せられて中に。

 この店のお蕎麦は、とても美味しい、人気の店。

 天丼と蕎麦のセット、みんなそれを食べている。エビと、野菜、ほたての3種から選べるが、エビでしょう。

 

 いつも、ここに来ると、この蕎麦になってしまう。

 寺参りして、また歩いていると、大黒屋の天丼や、うなぎの名店もあるし、すきやきの今半にも入ってみたいのに、とお腹が一杯になりながらも、きょろきょろ。

 浅草公会堂での、初春芝居の案内。

 浅草寺では、歌舞伎羽子板が備えてある。浅草歌舞伎を象徴している。

 勘三郎さんが亡くなっても、まだきっと浅草にいるような気配が。

 昔ながらのスターの写真を看板にしている、カフェなど、浅草の匂いがする。