日本未来の党

  

嘉田新党の「『卒原発』なんて言葉だけ踊ってる」 地元議員や職員も批判と困惑 という見出しが踊っている。

日本未来の党 」の立ち上げに、既成政党から、地上派テレビまで、批判的な言動が目立っている。

 脅威の裏返しではないだろうか。

私は、逆に、期待している。やっと、まともな考えの人達の結集が可能になったと思う。

 口先では、甘いことを言っていても、もう国民はだまされない、と言う批判を、そのまま、既存メディアや、既存政党にしがみついて、甘い汁を吸ってきた連中に、お返ししたい。

 日本未来の党、に小沢さんの顔が色濃く、写っていることで、悪のイメージがぬぐえない、と言っている人達は、自分達が、既得権益を守るために、悪のイメージ作りに荷担し、国民を誘導して来た人達ではないか。

 小沢さんが、影でお膳立てした、というのは、本当だろうが、小沢さんの政党だから、 選挙での票だけを狙っての、というのに、国民は乗せられてはいけない。

 

選挙で勝たねば、 国民の為の政策は出来ない。

 ようは、政策が大切なのだが、その中身がない、とマスコミや既存政党ははやし立てている。

  小沢さんが、記者会見でいつも政策を語っている。言っていることは、説得性のあるものなのに、国民のほとんどが、見ている、地上派のテレビでは、意図的にカットされて放送されない。

原発は、事実上、廃絶に向かわねばならない。

 

処理の出来ないものは、使ってはいけない。これから、どれだけ莫大な費用が、福島の事故後、かかるかわからない。その費用に比べたら、原発をやめて、天然ガスや、再生エネルギーの開発、省エネ技術と努力の促進にかけるほうが、はるかに安く、現実性がある。

 

未来の党に、原発だけしか、争点がない、というのも間違っている。

 

今朝の「朝ずば」に早速、  嘉田党首が、出演、他の党との意見を戦わせていた。

 

 増税に関して、「増税の前にやるべきことがある。」というのが、小沢さんの主張で、

 地方に財源を移譲して、地方は自分達が考えて自分達の為に、お金を使えば、今までの三分の一で、充分国民のニーズにあったサービスが受けられる、と言って来た。

 知事は、400億円のダム建設のおしつけをはねのけて、40億円で、同じサービスを提供出来たことをあげて、国が、押しつけてくる補助金の使い方を指図するやりかたを批判した。

 「地方のことは、地方に、国のやるべきことは、外交、防衛、などの国の根幹にかかわるものだけにすべき。」という小沢さんの主張を、成功例を出して裏付けるものだ。

無駄を省き、その一方で、 女性の進出、働く女性と子育ての支援、女性と未来の子供達に希望が持てる社会、を知事は提案していた。

が、そういうのは、絵に描いたもちで、どうやって、雇用が生まれるのか、その具体策がない、との反論が、出ていた。

 この反論をしている人達こそ、女性の社会進出を抑えこんで、男達の権利を守ろうとしてきた、いわば官僚機構的、男性優位、弱者切り捨て、そのものなのではないか、と私は思う。

 小沢ガールズ、と揶揄された、女性議員達は、しっかりした理念を持っていて、腹の据わった女性ばかり。 小沢さんは、そういう女性達のパワーと、安定したかしこい考えが、これからの日本を引っ張っていく、と言っている。

政党の中で、一番女性議員が多いことにも触れて、女性の社会進出に、エールを送っている。そういう中で、滋賀県知事、を高く評価している。

  山は動き始めた。

 日本を救うのは、女性の力だ。

 もったいない精神、は、家計を預かる女達が、決められた給料の中で、やりくりしながら、夫を支え、子供を育てて来た、「知恵」と「経済観念」の合理的な方法論だ。

 

 女性達は、子供達の未来に希望が持てる、社会を、男達よりも遙かに願っている。

 戦争の好きな男達の先頭に立っているのは、石原さんと橋下さん。強力なタッグをくめそうな、自民党の安倍さん。

 自衛隊を、国防軍に、核保有がなければ、発言権がない、などと発言している。

 これに刺激されて、右翼的な男達が、票を投じて、武力と権力で、国を動かして行こうとする傾向が見られる。

 この勢力に、真っ向から対立していけるのは、「日本未来の党」だけだ。

 この党に、どれだけの人達が、賛同し、集まって来るのかにかかっている。

 知識人、文化人、様々な分野から、「日本未来の党」に賛同し、参加する人達が出てくる、と私は信じたい。