やっと、デイトンの家に帰りついた。

   

 デイトン行きは、A6 ゲートになっている。

夜,10時も、ゲートは、賑わっている。

 同じゲートから、ナッシュ、ビル行きの最終案内中。ゲートの前には、何も書いていないので、デイトンに行くのかどうかわからない。

 また、トイレに行きたくなった。トイレに,アナウンスが聞こえた、。

10時の飛行機を逃すわけにはいかない。

 出てくると、搭乗中で、日本女性がいて、話しかけられた。

 デイトンにこんな時間に行く私に興味が湧いたのだろう。彼女も、やはり、飛行機が遅れて,乗れなくて、5時間待っていた。

「寝てました。」

 寝過ごさなくて、良かったなあ、と内心。

彼女は、デイトンに住んでる。

「迎えが来るのでしょう。」と聞かれて

「一応、息子にメーるしたのですが、タクシーで帰ると思っているみたいです。」

「同方向なら、送っていきますよ。どこですか。」と聞かれたが、即座には思い出せない。

北の方だったら、と言われても、北か南か。わからない。

私の席は4番目、席について、じゃ、と彼女は、奥の席に。

1時間の飛行時間、私はほとんど寝ていた。飲み物が来たことも知らなかった。

あと、20分で地上に、という大きな声のアナウンスから、起きていた。

 住所を思い出した。

 デイトンに着いて、荷物受け取りの所で、また彼女に会った。

 彼女は、ご主人と一緒だった。偶然にも、イタリアからの帰り。10日間、イタリア旅行をしていたという。

 駐在委員として、暮らしている。

息子さんに電話されたら?と携帯を貸してくださた。電話すると、息子は家に帰っていて、メールを受け取っていないという。

 夜は、会席があるので、私が着く予定の6時半に迎えに来れないから、タクシーで帰る予定でいた。遅くなるまら、連絡して、と言われていたけど、タクシーで帰っても良いと

メールしていた。

 電話を貸してくれた人が、「タクシーの運転手は黒人が多いから、あぶないのではないですか。迎えに来てもらわれたら?」と

 今から迎えに来てくれる?と聞いたら、

「タクシーの方が早いよ。その人に乗せてもらったら。」というので、

「それは無理。」とだけ答えて、「タクシーに乗るわ。」電話を切った。

ありがたいこと。これで、事情がわかったので、安心してタクシーに乗れる。

 来るか、来ないかわからなくて、、待っていたら、いつまでたっても、,来なかったから。

 彼女達は、北で,私の住所は南だったらしい。

「北だと送るのですが、タクシーは黒人ばかりだから、気持ち悪いですよ。気をつけて。」

 タクシー乗り場に行くと、大型の車が止まっていて、黒人の運転手。

その後ろには、普通のタクシーが何台か止まっていた。

 けど、次の、なんて言えない。係の女性に、手帳の住所を見せた。

彼が行くと言っている。中に入ってから、住所をナビに入れるのだけど、

ちゃんと入れなくて、しばらくメーターを落としたまま。

 走り出した。

 これは、6,7人用の大型自動車のようだ。

メーターのお金がすぐに、上がっていく。

 アパートまではついたけれど、番地がわからず、周りをうろうろ。

 タウンハウスの入り口からだとわかるのだけど,荷物が多いので,戸口まではきてほしい。

 やっとみつかった。メーターは45ドルになっている。彼は 49ドル要求した。

60出して、おつりを欲しいというと、探していて、1ドルでくれたので、3ドル渡した。 後で見たら、足りない。4ドルしかない。56ドル払ったことになる。

 階段を,最後の馬鹿力だして、運びあげた。

中は靜か。皆寝ている。

 シャワーを浴びたら、音がするから、やめた。明日で良いわ。

 荷物を整理して、ブログを書いて、夜中、3時頃に寝た。時差がどうなっているのか、わからない。2時間の寝たら,目が覚めるというような睡眠の取り方だったから。

 ぐっすり寝たのだらろう。

朝、台所で、包丁の音がして目が覚めた。

 私のローマ旅行の間、何が起こっていたのか、彼女はなにもしらなかったらしい。

 息子に何度かのメーる、全く届いていなかった。返事がないので、返事が面倒なんだろうと思いこんでいた。

 メーるに1がつかないとだめらしい。二ツあって、1がつくのとないのと、どちらも届いてると思っていた。

 私のことは、楽しんでるくらいに思っていたのだっろう。

タクシーでなかなか帰って来ないから、心配していたのよ、とミミちゃンが、起きてきて。 それにしては、全員ぐっすり寝ていた。

 ご飯、食べたいなあ、と思ったが、明日の弁当に足りなくなるから、やめた。

  今朝,シャワーを浴びて、洗濯して、ご飯を炊いた。

 美味しい。たくあんのビニール袋がぱんぱんに膨れあがっているので、これはいけないと開けた。大事に取っておける代物ではない。たくあんとのりと梅干しで、2杯食べた。インスタントの赤だしも、美味しかった。

 日本から、来ると、不味いなあ、と思うものも、こんなに美味しい。